ソフトバンクの孫正義社長は日本を代表する社長の一人です。孫社長には名言が多いのですが、その中でも僕が好きな言葉がこれです。

新規事業は7割以上勝つ確率がないと参入しない。
5分5分だったら絶対にやらない。
9割になるまで待つと手遅れになる。

これはかなり前ですがカンブリア宮殿という番組に出演された時の司会の村上龍さん、小池栄子さんとの会話の中で話された言葉です。

これを僕は勝手に7割理論と名付けています。日本企業では5分5分で始める経営者はほとんどいなくて、最後の9割になるまで待って手遅れになっているケースが多いのではないでしょうか。

この話はもともと新規ビジネスを行う際の判断基準についての回答でしたが、日常の仕事の進め方にもこの考え方が当てはまります。

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7割で進む勇気

7割で進める方が良いのはわかるけど、実際には難しいと感じている方もいると思います。まず9割まで待った場合のリスクを考えておきましょう。

孫社長が語る9割まで待つデメリット

どちらかというと日本の大企業は9割まで待つ場合が多いんですよ。それでいつも後手、後手に回っている。ですから9よりも7の方がいいのではないかということを理解すべきだとお思います。

ここで語られる後手、後手に回るということはどんな状況でしょうか?先行者メリットを教授出来ず、常に競争にさらされる状態に陥いることを考えると理解しやすいのではないでしょうか。

このような状態に陥ると先行企業の動向に左右されてしまいますし、2番煎じにならないよう差別化を図らなければいけませんし、価格も先行企業に追随せざるを得なくなります。

このようなデメリットをしっかりと認識し、スピード感を持つことの重要性を理解すべきでしょう。

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孫社長が語る7割で進めるメリット

僕の中では3ぐらいの失敗の確率だったら挽回できるというのがあります。

7割ぐらいまで準備ができていれば残りの3割の失敗をリカバリーできると7割理論のメリットを述べられています。残りの3割を埋めるまで待つよりは、そこから先は走りながら克服するぐらいの気持ちで進めてしまえ、というメッセージと受け取りました。

普段リスクを恐れ慎重になりすぎている傾向の方は、この7割で進める勇気をもって仕事に臨まれると良いのではないでしょうか。

あれだけの大企業になったソフトバンクを今でも次々と新しい事業を展開できているのは、この7割理論のような感覚があるからだと思います。