最近はランニング時のアクティビティトラッカーとして、もしくはネタとしてしか使っていなかったASUSのスマートウォッチ、ZenWatch2。
週末のランニング時に使おうと前日の夜遅くに充電を兼ねて久しぶりに電源を入れて放置していたら、いつの間にかに色々と通知が来ていたので適当にタップしていたら気づいたらAndroid Wear2.0になっていました。
色々と操作感が変わった部分もあるので、気づいた点をまとめてみました。
目次
1.本体側面のボタンの機能が変わった
一番変わったのがアプリ一覧の出し方。以前はウォッチフェイスを右から左へスワイプすると表示されていたアプリの一覧の出し方。
Android Wear2.0になってから、右から左スワイプ、左から右へのスワイプはウォッチフェイスの切替になって、アプリの一覧を出すには本体側面の丸いボタンをクリックして出すように変わりました。
慣れれば大した問題ではないですが、ついつい右から左へスワイプしてウォッチフェイスが変わってしまうことがあり、結構最初は戸惑ってしまいました。
以前は本体側面のボタンは単純にウォッチフェイスに戻るだけの機能しかなかったので、アプリ一覧が表示される現在の使い方の方がある意味わかりやすいかもしれません。
2.ウォッチフェイスの変更方法が変わった
1に記載した内容と被る部分でもありますが、以前はウォッチフェイスを長押しでウォッチフェイスの一覧を表示し、切り替えていました。
フェイスの一覧は登録してあるすべてのフェイスが全部表示されるので、お気に入りのフェイスを探すのが面倒でした。
新しくなってからはウォッチフェイスを右から左、左から右へスワイプするとお気に入りに登録したフェイスの一覧が表示されるようになり、切り替えが容易になりました。
お気に入りに無いフェイスを追加したい場合は、フェイスの一覧の一番右にある「他のウォッチフェイスを追加」をタップすると全てのフェイス一覧が表示され、その中から追加することが出来ます。
ウォッチフェイスを頻繁に変更する人にとってはかなり恩恵のある変更ではないかと思います。僕自身も良く使うフェイスは限られているので、かなり重宝しています。
3.上から下スワイプの画面が変わった
以前は上から下へのスワイプはバッテリーの残量表示があり、さらに左右にスワイプしていくことで代表的な設定(音量や画面の明るさ等)を設定していました。
AndroidWear2.0では上から下へスワイプした段階でアイコンで各機能が表示され、使いたい機能にすぐにアクセスできるようになりました。無駄なスワイプが減り、合理的になりました。
4.設定画面が変わった
次に変わったのが、設定画面です。従来は設定アプリを開くと設定項目が縦にズラーっと並んでいるだけでしたが、Android Wear 2.0からは設定の中でもカテゴライズされて表示されるようになりました。
その分階層が深くなりますが、余分な縦スクロールが減るのでこれはこれでアリかな、と思います。
5.Google Playストアが単体で使えるようになった
こちらは記憶が定かではないのですが、以前はGoogle Playストアは使えなかったと思うのですが(間違っていたらスミマセン)、Android Wear 2.0では使えるようになっています。
新しいウォッチフェイスのインストールなどは時計側だけで出来てしまいました。スマホ側で操作せずに出来るのが便利かどうかはわかりませんが、進化しているなと。
最終的にはスマホ側との連携が一切なくても時計だけで動作できるようになるのが理想的だと思うのですが、徐々にそういう方向に進んでいくのでしょうか。
まとめ
今回のアップデートは細部に渡って大きく手が入っており、操作感が大きく変わっています。いずれの変更も操作のしやすさ、わかりやすさを目指して行われたものと思われます。
最初は慣れなくて戸惑う部分もありますが、すぐに慣れてもとには戻れなくなりそうな感じがします。
スマホのOSアップデートと同じでいつまでメーカーが追従してくれるかが不安ではありますが、スマートウォッチもOSのアップデートによってUIが変わっていくという楽しみを味わえたのは良かったです。