皆さんは情報収集にどんな工夫をされているでしょうか?僕はスマホアプリのSmartNewsでガジェット系のニュースをチェックし、時事ネタはNewsPicksを利用することが多いです。その他ニュース系のサイトで最新情報をチェックしたり。
このようなWEBを中心とした情報収集で困ることの一つに自分の趣味嗜好にあった情報に囲まれていくということです。追跡機能が発達したおかげか、ビッグデータ解析が進んだのか自分に通知されるニュースはどうしても好きなものが多くなる傾向になり、興味のないもの、嫌いなもの、面倒くさいものに接する機会は少なくなっています。
しかし自分の趣味嗜好に合っていないものが意味のないかというとそんなことはなく、趣味嗜好にあっていないことでも最低限知っておかなくてはいけないことが沢山あります。そんな中で日本に住んでいるので日本に関する情報は否が応でも入ってくるし、必要性にかられることが多いのでアンテナを広げておかざるを得ないのですが、海外の事情となると積極的に取りに行かないとなかなか入ってきません。昨今グローバル化が進展しており、世界の事情を無視してビジネスを行うことはできません。
前置きが長くなりましたが、僕が世界中の情報を効率よく入手するために利用しているツール、クーリエ・ジャポンを紹介したいと思います。
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目次
クーリエ・ジャポンとは?
Wikipediaの記載を引用させていただくと、こんな感じの雑誌です。
クーリエ・ジャポン (COURRiER Japon) は、講談社が発行する雑誌である。
世界は日本をどう見ているのか」「日々起こる世界中のニュースを、海外の現地メディアはどう報じているのか」。外国人を読者に想定して書かれた外国メディアのニュースを日本人に紹介するという手法をとる。
本誌は、全世界1000以上のメディアからの抜粋した記事を和訳して掲載する。手法はフランス誌からの借用だが、内容は講談社の独自の編集部によって編集されている。
クーリエ・ジャポンの大きな特徴
先のWikipediaの引用にも書いてある通り、1)全世界1000以上のメディアを抜粋した記事を、2)和訳して読めることが大きな特徴です。
全世界1000以上のメディアを抜粋した記事
政治、経済、文化、風俗といった様々なジャンルについて様々な国のメディアの記事を読むことができます。昨今多様性という言葉をよく聞きますが、日本という単一民族国家で暮らし、働いている僕にとっては、この雑誌を通じて多様性の重要性を知ることができ、貴重な体験となっています。また普段ほとんど情報が入ってこないアフリカや南米といった国々の様々な問題を知ることで、世の中の複雑さ、難しさも感じることができます。
多様性や複雑さを知るというだけでなく、取り扱うジャンル、取り扱う国のどちらをとってもこれほど幅広く扱う雑誌はないと思います。特集記事以外は一つ一つの記事については確かにそれほど深くありませんが、広く浅く効率良く情報収集できることに関してはクーリエ・ジャポンに勝る雑誌はないでしょう。
和訳して読める
これも非常に重要なポイントです。仮に探したい情報をWeb上で見つけたとしても英語のコンテンツなら時間をかければなんとか読めるものの、それ以外の言語で書かれたコンテンツはGoogleの翻訳機能を使ってもなかなか読めません。そういった翻訳する手間暇をクーリエ・ジャポンは行ってくれるので、とても効率的に感じます。
まとめ
幅広い記事が取り扱われているので、焦点がぼやけてしまい何の雑誌かわからないときがありますが、これほど世界中の情報を効率良く集められるメディアは無いと思います。専門性の高い分野ではもっと適切なメディアがあると思いますが、効率の良さという点では随一だと思います。
世界の潮流がなんとなく気になっていたり、アンテナを張っていたいと感じている人にはクーリエ・ジャポン、オススメですよ。