中小企業診断士勉強会の運営で僕が学んだ3つのこと

僕は中小企業診断士試験の勉強をしていた時に、弱小診断士勉強会という勉強会に通っていました。講義形式の受験校ではなく、勉強会を選んだのは理由がありました。中小企業診断士の2次試験は机上経営コンサルティングなので、一人でやるよりは皆でディスカッションしながら学んだ方が実務にも活きると考えてたのです。


僕が学んでいた勉強会では、合格するとその翌年は勉強会の運営に関わるということが暗黙のルールとなっていましたので、僕も合格した翌年は1年間勉強会の運営に携わってきました。さらに、僕が運営をした年は合格者を1名しか輩出出来無かったので、合格2年目も会の運営を一部手伝ってきました。そして今年は合格者を多数輩出することが出来たので、晴れて運営を後輩たちに任せることが出来ることとなりました。

そんなわけで、この2年間の総括として勉強会の運営に携わってきて学んだことを書いていきたいと思います。

担当

勉強会の運営にはいくつかの役割があります。全体を取りまとめる役、会計係、会場係、IT係などなど。僕はIT担当としてHPのメンテナンスやグループウェアの管理などを担当しました。勉強会は主にWEBサイトから会員を募集するのでWEBからの問い合わせや入会申込などの窓口もやっていました。その他、実際の勉強会では受験生からの質問や相談を受けたり、宴会を企画したりと色々とやりました。そんな運営を手伝う中で学んだことは大きく3つありました。

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学んだことその1 共通目的の大切さ

現役の会員数が40名を超える比較的大きな勉強会だった為、会の運営は企業の運営に近いものがありました。会を運営するにあたり集客を考えたり、運営ルールを考えたり、様々な業務をこなすことが必要となってきますが、やはり共通目的をはっきりさせることが重要であることを改めて感じました。

勉強会では社会に貢献できる中小企業診断士を輩出する、という目的があったので、それを何度も説明することで皆の意識も統一され、意思決定の際もまずはその目的に合致するものなのかどうか、判断基準としても利用出来ました。

組織の運営には、組織の共通目的を明確にし、皆で共有することが重要でした。

学んだことその2 自主性を尊重する

僕が運営に携わった一年目は、自分が学んだことを後輩たちに伝えたい、という思いと一人でも多くの合格者を出したい、という思いがあったこともあり、どうしても受験生と対するときに教える側になってしまっていました。その結果、受験生も受け身になってしまったのでは無いかと、1年目に合格者を出せなかった敗因分析をしました。

そこで2年目は勉強会に参加した際も、言いたいことは沢山ありましたが、ぐっと我慢して聞かれたことに答えるだけにしました。勉強会の学習内容もそれはちょっと?という内容もありましたが、基本的には受験生に任せました。

このように立場的に上の人から色々と指示を出すのではなく、自主性を尊重し、任せることで、自分達で考えられる組織に育っていくものだと痛感しました。

学んだことその3 Webのスキル

最後はWEBのスキルが身についたことが挙げられます。勉強会のWEBサイトはWordPressで構築していますが、引き継いだ時にはWordPressを全く使ったことがありませんでした。そこで色々と書籍やWEBの情報を調べてWordPressを理解出来るよう務めたおかげで、最近ではちょっとしたWebサイの構築は何とか出来るようになりました。また、GoogleAnalyticsによるアクセス解析や、ソーシャルメディアとの連携、スマホ対応など最新技術への対応なども大変勉強になりました。

実践的なWebスキルを学ぶことが出来たことが何よりも重要でした。

その他、Yahooグループから別の情報共有基盤へ移行する際も受験生の混乱を避けつつ確実に移行出来る方法を考えたり、運用ルールを決めたりと実際の仕事にも活きるリアルな体験を積むことが出来ました。

合格するまでは診断士試験の学習、そして合格後は組織運営の勉強までさせてもらって本当に濃密な経験が出来た3年間でした。

今回は運営面で学んだポイント3つを紹介しましたが、勉強会で得られた最も大切なものは学習仲間、勉強会OB診断士との繋がりです。後輩の皆さんが素晴らしい勉強会の伝統を引き継いで、会を充実していくことを祈るばかりです。