Surfaceのリコールはみんなが困っているあの部分ではなかった件

少し前の話ですが、Microsoftの大人気タブレットSurfaceの電源ケーブルのリコールがありました。このリコールの話を聞いたとき、多くの人が「ああ、電源ケーブルのあそこね」と思ったはずですが、実際にリコールされたのはみんなが困っているあの部分ではありませんでした。

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目次

Surface Pro3のリコール概要

詳細はMicrosoftのこのページに詳しく記載されています。

Surface Pro、Surface Pro 2、および特定の Surface Pro 3 デバイスを対象にした Microsoft AC 電源コードの交換

今回交換対象となるのはAC電源コードの方。

交換が必要な古いケーブル

surfaceacold

新しいケーブル

surfaceacnew

image by microsoft

コンセントに挿す部分と電源アダプターに挿す部分の可動域が狭く、断線する恐れがあるそうです。Microsoftのサイトには記載されていませんがAC電源ケーブルなので電圧が高い部分が断線してショートすると発火する可能性もあるので、まだ交換していない方は速やかに交換しましょう。

このリコールの内容自体は問題ないのですが、Surfaceを使っている人の多くは、そこじゃなくてもっと壊れるところあるでしょ!とツッコミたくなっているのではないでしょうか。

僕の周りにもSurfaceを使っている人が多数いますが、電源ケーブルのよく壊れる場所をご紹介します。

Surface本体との結合部が断線しやすい

Surface本体とマグネットで結合するコネクタの部分が断線しやすいとの評判です。Surfaceを立てた状態で、ケーブルをつなぐと、結合部分の根元が常に折れ曲がった状態になります。これを繰り返しているうちに内部が断線して通電しなくなるトラブルが起きています。

Surfacecable01

電源アダプタの根元が断線しやすい

長方形の電源アダプタのケーブルの根元部分が非常に細く、補強もされていないことから、ここも断線しやすいです。僕の知人はゴムの被膜が破れ中の線がむき出しになっていました。

Surfacecable02

ということでSurfaceでは電源ケーブル周りのトラブルをよく聞くので、リコールついでにこの辺りも全部直して交換してほしいものですね。