どうやら新しいSurfaceが登場するらしい

様々な情報ソースを見ているとどうやらMicrosoftのSurfaceの新型が出るらしい。しかもこれまでWindowsRTを搭載していたProじゃない方のSurface。非常にややこしいですのですがMicrosoft Surfaceには2つの製品ラインがあるので、噂されている新機種の説明をする前に、最初に簡単にSurfaceの2つの製品ラインを説明します。

目次

無印のSurface

一つはWindows RTというOSを搭載し、CPUにTegraを採用したSurface。初代SurfaceはSurface RTとして発売され、後にSurfaceに改名されました。2代目はSurface2という名前でした。Surface2はSurfaceの細部の機能改善を図ったものですが、見た目は色が変わった程度しか変わり映えがありませんでした。

Proシリーズ

2つ目の製品ラインはProシリーズで、通常のWindows8、Windows8.1を搭載し、CPUはCoreiを採用して登場しました。初代モデルはSurface Proという名称で登場。Surfaceと似た形状ながら、分厚くなった筐体はタブレットじゃない、という批判を受けつつ、フルスペックのWindowsタブレットを求める層に評価されました。2世代目はSurface Pro2。2世代目は見た目はほとんど変わらなかったものの、バッテリー周りが改善されました。そして3世代目のSurface Pro3です。こちらは画面サイズを12インチに拡大し、従来からネックだったバッテリー駆動時間を大幅に伸ばし、更に筐体は10mmを切る薄さに仕上げてきてビジネス用途でも使え、ウルトラブックの代わりにもなる最強のタブレットとして評価を高め、売上も好調です。

SurfacePro3image

噂の仕様

今回登場が噂されているSurfaceは最初の方に説明した無印のSurfaceの方らしいです。
ここまで出てきた情報を整理すると新型Surfaceはどうやら次の様です。

  • CPUは最新版のAtomもしくはCoreMを搭載
  • ファンレス駆動
  • OSはWindows8.1
  • 発売時期は4月末

遂にWindowsRTとは訣別して新しい道を歩むようです。肝心の筐体がSurface Pro3と同様の12インチモデルになるのか、従来の10インチモデルになるのか?価格帯は?など不明な点が沢山ある中での情報ですが、どうもこれはガセネタではなく本当っぽいです。Windows RTの失敗で苦い思いをしているMicrosoftだけにSurface Pro3好調の追い風を利用して起死回生の一発を狙ってもおかしくありません。

Surface Proシリーズとどのような差別化を図るのか、楽しみに待ちたいと思います。

PS.Windows RTの端末が欲しいマニアは無くなる前に急げ!