Surface3はSurface Pro3と何が違うのか?

3月末に発表されたMicrosoftのSurface3。「これさえあれば何もいらない」とアピールしてきたSurface Pro3がありながら、あえて市場に投入してきたSurface3。まだ日本での発売は明らかにされていませんが、これまでの経緯からすると欧米での発売後に日本でも発売されると思われます。

Windows10の発表が7月頃と言われていますし、Surface Pro4も同時期に発表されるという噂があるので難しいタイミングではありますが、今回はSurface 3がSurface Pro3と何が違うのかまとめてみました。


 

Surface Pro3

Surface Pro3は2014年6月にMicrosoftが発表したハイエンドのタブレット端末です。CPUにIntelのCore i
シリーズを搭載したハイパワーなタブレットで、Pro3から画面サイズが大きくなったりバッテリーの持ちが良くなったりと従来モデルから大幅に進化した結果、日本市場でもかなりの人気モデルとなっています。

Surface 3

WindowsRTを搭載した、初代、2代目と打って変わって3台目は通常のWindowsを搭載したモデルに変わっています。立ち位置的にはSurface Proの廉価版というところですが、ただ安いだけでなく廉価版ならではの良さもあります。

surface3overview

 

image by Microsoft

Surface Pro3とSurfaceの3つの違い

細かいところまで見ていくと多数あるのですが、使い勝手を大きく左右する次に挙げる3つの違いについて説明していきます。

  1. サイズの違い
  2. CPUの違い
  3. キックスタンドの違い

1.サイズの違い

Surface Pro3は画面サイズが12インチで、ディスプレイの解像度も2160×1440(3:2)となっていますが、Surface 3は10.8インチで1920×1280(3:2)となっています。本体のサイズもPro3が292.1 x 201.4 x 9.1mmに対し、3は267 x 187 x 8.7mmと一回り小さく、薄くなっています。

surface3size

さらにこれらのサイズの違いの影響により重量も変わっており、Pro3が800gあるのに対し、3は622gです。10インチサイズのタブレットとしては軽いとは言えませんが、Pro3に比べて3は軽量、コンパクトに仕上がっており、気軽に持ち歩けるモデルとして位置づけられている事がわかります。

2.CPUの違い。

Surface Pro3は幅広いCPUが用意されていますが、基本はインテルのCore iシリーズ(Haswell)の3/5/7の2コアモデルを搭載しています。一方Surface3はインテルのAtomx7-Z8700(Cherry Trail)を搭載しています。ざっくり言うとハイパワーのPro3に対し、省電力の3といった棲み分けがなされています。

近年Atomも性能が良くなってきたと言われていますが、まだまだCoreiシリーズに比べると動作は遅いように感じますが、Atom史上最速とも言われているこのCPUがどの程度のものか楽しみです。これは触ってみないとわからないので、もう少しレビューが出てくるのを待ちましょう。

surface3cpu

3.キックスタンドの違い。

Surfaceシリーズの特徴であるキックスタンド。こいつがあるお陰でタブレットなのにラップトップの様に使えるのですが、角度調整に自由度が少ないことが問題でした。SurfacePro3では無段階に角度調整ができることで利便性が増したのですが、一方で角度調整に力がいるため、素早く設定することができないもどかしさもありました。そこでSurface 3では3段階に角度調整できるようになりました。これだと素早く設定できるし、無段階ほどではありませんが角度にも不自由しなさそうです。

surface3kickstand

最後に

このようにSurface3は単なる廉価版Surface Pro3ではなく、コンパクト、省エネ、気軽さといった特徴でPro3との棲み分けができていることがわかりました。ライトなユーザーは多いと思うので、Pro3ほどのスペックはいらないけどタブレットにもラップトップとしても気軽に使える端末が欲しい層には受けるのでは無いかと思います。

あとは価格次第といった感じです。最近では3万円台のすぐれたWindowsPCが沢山発売されているので、Surface3が5〜6万円台だとちょっと厳しいかな、という感じがします。僕だったら使い勝手も良くてコスパも良い、3万円台のASUSのEeebookやHPのStream11の方を選択するかな。

surface3price

いずれにしても、選択肢が増えるのはユーザーにとっては嬉しいことです。発売が今から楽しみです。