前回はLenovoを取り上げましたが、中華スマホ特集の第二弾はXiaomiを取り上げ見ます。中国市場ではLenovoに次いでシェア第3位にまで成長してきたメーカーです。
Xiaomiのスマートフォンは「mi」というブランド名で売り出しています。SonyのXperiaみたいな感じですね。
目次
Xiaomiのスマートフォンラインナップは3製品のみ
- Redmi Note 4G
- Redmi 1S
- Mi 4
製品は3機種のみ。1回めのLenovoと比べると製品ラインナップはグッと絞ってきています。この辺の製品の絞り込みによるわかりやすいラインナップはAppleのようです。それぞれ見てみましょう。
Redmi Note 4G
image by mi.com
5.5インチの大画面で、クアルコムの1.6GHzクアッドコアを積んでいます。バッテリーは3100mAhも積んでおり、AppleやSONYの最新機種と比べると見劣りするものの、なかなかのスペックです。
Redmi 1S
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こちらは4.7インチの手頃なサイズです。CPU等はRedmi Note4Gと同じです。こちらもハイスペックではないものの、必要十分な性能を有しています。
Mi 4
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Redmiシリーズが安価だけどそこそこなスペックだったのに対し、Mi4はハイエンド機の位置づけでディスプレイも5インチ1920x1080ピクセル、CPUも2.5Ghzのクアッドコア、RAMも3G、カメラはソニー製のものになっており、ハイエンド機に相応しい内容となっています。デザインもシンプルながらエッジを斜めにカットした凝った造形になっており、コダワリが感じられる作りとなっています。少しiPhone5Sっぽいけど、オリジナリティを出そうとしている感じがします。
という感じで、今回初めてXiaomiのスマートフォンを調べてみたのですが、Redmiシリーズの価格とスペックのバランス感が気に入りました。これぐらいでいいんじゃない?みたいな。
一方Mi4の様なハイスペック機も作れるということで、Redmiシリーズからのステップアップにも対応できる懐の深さも見せています。個人的にはとてもシンプルな製品ラインナップが気に入りました。日本では中国製というだけで毛嫌いされそうですが、ブランド戦略を上手くやればこのわかりやすさはとてもアピールポイントになるのでは、と思いました。
中華スマホ、意外といいじゃん、ってのが今回調べてみた感想ですね。
まあ、実際に使ってみたら細かい品質やサポート面で色々と不満は出てきそうなので、あくまでカタログベースでの感想ですってのをお忘れなく。