シンプル&クリーン、Appleの研究開発施設はこんな感じだった。

2014年12月にその存在が発表され、2016年12月完成と言われていた横浜に建設中のApple(アップル)の研究開発施設、テクニカル・デベロップメント・センター(TDC)を見に行ってきました。外から見ただけですが、簡単にご報告。

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目次

外観

新しくできたAppleのTDCは横浜市港北区に設立されました。東急東横線の綱島駅と日吉駅の間で、綱島駅から徒歩10分程度の場所に建てられています。

Apple テクニカル デベロップメント センター 横浜 綱島

Apple テクニカル デベロップメント センター 横浜 綱島

 

ゆるやかな曲面をガラスで覆った外壁が特徴的です。4階建ての建物です。綱島街道沿いに入口がありますが、奥行きもかなりあるので、単純なオフィスビルとしても数百人は余裕で取り込める広さです。

Apple テクニカル デベロップメント センター 横浜 綱島

いかにも企業の研究施設といった佇まいで、清潔感や先進性を与えるのに十分でAppleらしい建造物と言えると思います。

内装

外からはほとんど見えないのですが、ガラス張りの受付周辺は少し撮影できました。

Apple テクニカル デベロップメント センター 横浜 綱島

正面入り口にはお洒落な椅子と机が配置されていましたが、それ以外は何もありません。まだ完成していないようです。

Apple テクニカル デベロップメント センター 横浜 綱島

正面の受付にはiMacのモニターと何らかの認証装置(単なる電話かも)のようなものが置いてあり、その後ろに巨大なAppleロゴが配置されています。

真っ白でシンプル&クリーン。Apple製品のデザインの良さを建物全体で表現しているように感じました。

感想

外から見た限り、まだ完成していないような印象を受けましたが、具体的な状況は一切わかりませんでした。ニュースを探してみても当初は2016年12月末に完成と言われていましたが、2017年3月に延期になったとの情報もあり、真相はわかりません。

またAppleがこの研究施設で何をやろうとしているかも具体的には明らかにされていません。当然企業の研究開発なのでそう簡単に明かすことは無いと思いますが、秘密主義らしいAppleだなとも思います。

ちなみにこのTDCはパナソニックの工場跡地で、Appleの他にも商業施設やマンションなども入るTsunashima SST(サスティナブル・スマート・タウン)計画のもと開発が進められています。

僕はリンゴ信者ではないので特段の思い入れはありませんが、こんな綺麗なオフィスで仕事ができるのはちょっと羨ましいですね。

日本にこのようなApple独自の研究開発施設ができることからも、日本のものづくりとAppleは深い関係があるんだろうなと改めて感じました。

日本にとって良いことなのか、脅威になるのかはわかりませんが、今後この施設がAppleの製品開発上どんな役割を果たしていくかは興味津々です。