スーツ なくなればいい カジュアル スニーカー

スーツなんか無くなればいいのに

今年の1月に転職してはや11ヶ月目も終わりそうな今日この頃。転職した直後に感じた、「転職して本当に良かった」という感覚は幸いなことに今も続いており、毎日会社に行くのが楽しい日々だ。時には嫌だなと思うこともあるけど、新しいことが毎日どんどん起きるのでとても楽しい日々だ。

さて、今の職場は仕事が楽しいのが何よりなんだけど、大きな変化の一つにカジュアルウェアがオッケーな職場であるということ。

これまで社会人になって20年近く、ずっとスーツだった。一時期システム開発で客先常駐をやってたころは数ヶ月だけカジュアルな職場で働いていたこともあるが、本格的なカジュアルウェアで仕事をするのが今の職場が初めてだった。

長年スーツだったので、着慣れたスーツからカジュアルウェアに脱却するのはそれなりに勇気も行ったし、どの程度までくだけたファッションが良いのかの程度がわからず、戸惑ったりもしたが、今ではすっかりカジュアルウェアに慣れ親しんでいる。



目次

カジュアルウェアで仕事をする良さ

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上半身はシャツやスウェット、パンツはジーンズかチノパン、足元はスニーカーというのが普段の僕の基本スタイル。

カジュアルウェアで仕事をすることの良さは何より気楽だし、個性も出るし、良いことづくめだと思う。それに意外な副産物としてオンオフの切り替えの必要性がなくなったことだ。

スーツで仕事をしていた頃は、帰宅してスーツを脱ぐと完全オフモードになってしまい、仕事のことは忘れてしまっていたが、カジュアルだとこのオンオフの切り替えの必要がなくなったので、家に帰っても休日でも必要があればすぐに仕事モードに入れるようになった。

オンオフのメリハリが無くなったというのが良いか悪いかについては議論の余地があるけど、僕にとってはとても良かったと思っている。生きるように仕事をし、仕事をするように生きるというと格好良すぎるけど、仕事と生活の境界線が薄まったことで仕事への熱意が維持できるようになった気がする。

と、まあここまでカジュアルウェアで仕事をするメリットをたくさん述べてきたけど、振り返ってみて世の中のスタンダートであるスーツである。



スーツなんて無くなればいいのに

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とりあえずスーツを着ていれば失礼じゃないから、なんて理由で皆スーツを着ているのではないだろうか。総理大臣だって、官公庁の役人だってカジュアルな格好をしても良いと思うのだけど、慣習だからって何も考えずにスーツを着ているように思えてしまう。

確かにスーツを着れば誰でもフォーマルさは出るし、それなりに格好がつくので、便利なウェアだし、悪目立ちすることもないので心理的な安心感もあるのはわかる。

それにしてもスーツは堅苦し過ぎやしないだろうか。首元を締めるシャツとネクタイ。暑苦しいジャケット。手入れが大変なパンツ。重くて履き心地の悪い革靴。どこをとっても好んで着たくなるようなものではない。

特に夏場のスーツは地獄だ。どんなに薄手のものを着たとしても暑さと汗から逃れることが出来ないのは拷問のようだった。

僕も普段はほとんどカジュアルだが、仕事柄どうしてもスーツを着なきゃいけないことがたまにあるのだけど、スーツを着るたびに誰がこんな面倒臭い服を世の中のスタンダートにしたんだろうか、と頭が痛くなる。

世の中の正装がスーツじゃなくて、Tシャツとジーンズとスニーカーだったら今よりずっと平和な世界が訪れるんじゃないだろうかと真剣に考えてしまう今日このごろだった。

というわけでしばらくブログ更新が滞ってしまっていたけど、これからもヨロシクです!