懸垂 プルアップ チンニング

趣味、懸垂って変態ですか?

僕の最近のマイブームは懸垂です。そう鉄棒にぶら下がって、身体を持ち上げるあれです。今日は懸垂についてのお話しです。



目次

話のネタに

初対面の人と会話をする時に趣味の話ってネタとしては結構使うと思います。

僕は以前は趣味”資格試験の勉強”と言っていたのですが、自慢しているようにも聞こえてしまうのかイマイチな反応が多く、何か代わりになるネタを探していました。

最近は毎週欠かさずやっていて、結構ハマっているのが懸垂なので、最近は趣味”懸垂”と答えるようにしています。

そうすると掴みはバッチリでそこから話が広がることがあります。男子は隠れ筋トレマニアも多いことから、そこそこ盛り上がります。

一方女子にはこの話はイマイチで、変態扱いされることもあったりします。「ジムに通われているのですか?」と質問で返され、「公園の鉄棒でやってます」と答えるとちょっと引かれてしまいます。中年のおっさんが公園の鉄棒で懸垂をやっている姿を少しでも想像してしまうのでしょう。



なぜ懸垂なのか

ということで、話のネタとしてはそこそこ面白いのですが、僕がなぜ懸垂をやっているかを少し書いてみます。

僕は高校、大学時代とフルコンタクトの空手をやっていたのですが、当時慎重173センチなのに体重が60kg以下の痩せっぽちだった僕はパワー不足に悩んでいました。

そんな時に先輩のアドバイスで始めたのが懸垂で、最初は身体を持ち上げることすらできなかったものの、時間をかけてトレーニングを続けた結果、軽々と身体が持ち上がるようになったのでした。

懸垂が楽々できるようになってからは上半身のパワーが付き、パンチ力の向上や打ち合いになっても押し負けなくなるなど、パフォーマンスが大きく向上したのです。この時の経験から懸垂は上半身のトレーニングには欠かせないもの、という認識が僕の中で出来上がりました。

懸垂 プルアップ チンニング

懸垂を再開したキッカケ

社会人になり、生活環境が変わり懸垂も全くやらなくなったのですが、昨年ジョギング途中で見つけた公園の鉄棒で十数年ぶりに懸垂をやってみました。

昔は20回とか楽勝でできた懸垂が、なんと3回持ち上げるのが精一杯だったのでした。この状況にショックを覚え、それからというもの、鉄棒を見つけたら懸垂をやるようにしました。

そして今年に入ってからは毎週のトレーニングに懸垂を組込むようにして毎週懸垂をみっちりとやるようにしています。

何かの競技のためにやっているわけではないので、パフォーマンスが向上したとかそういった実感はないのですが、腕や背中がパンパンに張る感覚だけでトレーニングしている感、成長している感があって、やみつきになっています。

懸垂に有効なツール

最近は懸垂のセット数も増やしているのですが、通常の懸垂だけだと、腕や背中の筋肉より先に握力が限界に来てしまうことがあって、こんなツールを買ってみました。懸垂専用のグローブです。

これは手首に巻いて、懸垂のバーにビラビラした滑り止めの部分を巻き込んで握って使うものです。Amazonで880円で購入したのですが、これ効果絶大です。

使い慣れるまで若干の慣れが必要ですが、これによって握力の限界を超えて懸垂が出来るのでこれまで以上に懸垂で追い込めます。翌日の筋肉痛もハンパないです。

こんなツール一つで効果が変わるのだから、筋トレって奥が深いですよね。

今回購入した商品はこういったツールの中では激安のものなので、耐久性がどの程度かは全くわかりません。結構負荷がかかるものなので、壊れるときはアッサリと壊れそうな気もします。

ボディビルダーの方は上の写真のゴールドジムのパワーグリッププロという製品をおススメされている方が多いです。値段が一万円近くして高いのでしばらくは今のやつが壊れるまで使ってみようかと思っています。

少し話はそれましたが、そんなこんなで趣味、懸垂。しばらく続けようと思います。