先日のZenFoneの記事の中にも書いたとおり、スマホの買い替えを検討中です。SIMフリー端末+格安SIMが今のところ第一候補ですが、何かと手続きも面倒臭いので、今使っているauで機種変更だけで済まそうかな、とも考えたりします。

しかしですね、auショップで話を聞いてみると、スマホの中ではiPhoneが一番安いんですよね。iPhoneといえばスマホの中では高級端末なはずですが、日本では老若男女問わず、誰もが使っています。世界では安さでAndroidのシェアが高いと言われていますが、日本ではなぜそんな状況になっているのか、少し調べてみました。

どれぐらい安いのか?

auで機種変更した場合の端末価格を比較してみました。今回はiPhone6の16GモデルとXperiaZ3、そしてHTC J Butterflyの3台を24回の分割払いを前提にした価格比較を行いました。

iphonecost

このように、毎月割と呼ばれる分割払いにした際の割引額が、iPhoneが突出して大きいのです。これによって、高いはずのiPhoneが格安で買えてしまうという現象が起きてしまいます。

なんでこんなに値引きをしてまで売るのか?

これは具体的な数値は無いのですが、AppleがiPhone取り扱いキャリアに対して、スマートフォンの販売台数の4〜50%以上iPhoneを売りなさい、というノルマを課しているようです。このノルマを達成出来ないキャリアはiPhone取り扱いを打ち切るとも言われています。その為、各社とも確実に売れるiPhoneを手放したく無いため、赤字覚悟でiPhoneを安く売るようになったと考えられます。

また、日本では主要3キャリアともにiPhoneを取り扱っているので、製品での差別化が出来なくなり、割引とサービスで差を付けようとしてここまで大胆な値引きが行われるようになりました。

違和感を感じませんか

僕自身iPhoneを使っているし、iPhoneの素晴らしさはよくわかっています。所有欲を満たしてくれるシンプルなデザインの筐体。直感的でわかりやすいユーザーインターフェース。開発段階からソフトとハードが最適化された性能などなど。つまりiPhoneは安売りするような製品ではなく、ブランド力を高め、高性能高価格で売るべき製品のはずです。

それが、キャリアに課したノルマによって、キャリア側が叩き売りした結果、誰でも買えるらくらくフォンのような立ち位置に日本ではなってしまっています。

iphoneglasses

この事に僕自身、とても違和感があります。製品のブランディングと売り方がチグハグになったことで、iPhoneのブランドを下落させてしまっているのではないかと。

5Cで安価なモデルで失敗もしていますし、最近のAppleは自身の強み、魅力を見誤っているのでは無いかと心配になります。Appleには他社を追随するのではなく、Appleの強みを活かした製品作りをして欲しいものですね。