IT系資格試験を受けるのやめることにしました。





先日受験したITサービスマネージャ試験ですが、春のシステム監査に続きまたも論文でB評価となり不合格でした。結果は以下の通りです。

今年は慣れない環境下でストレスに晒されながら体調も悪い中、よく頑張ったなと自分では思う一方で、ここまで時間を使って勉強をすることに正直意味を見いだせなくなってきているのも事実です。そこで、これまでの高度情報処理試験の受験経緯を振り返りながら、今後について考えてみることにしました。



目次

これまでの受験経緯

  • 情報セキュリティスペシャリスト: 2013年秋一発合格
  • プロジェクトマネージャー: 2015年春一発合格
  • システム監査技術者: 2016年春、2017年春いずれも午後2でB評価で不合格
  • ITストラテジスト: 2016年秋一発合格
  • ITサービスマネージャー: 2017年秋午後2でB評価で不合格

こうやってみると最初の頃は試験の受験間隔が1年と空いているのですが、2016年春頃から毎回受験しているのに合わせて合格率も下がっているようです。

最初の頃は試験に十分な時間をかけていたのが一発合格に繋がっていたとおもわれますが、2016年以降試験慣れしたつもりになって試験に掛ける準備時間の減少が合格率低下に繋がっているようです。

試験にかける時間と資格を維持するために要する時間

資格試験は受ければ終わりという訳ではなく、資格を維持するためにそこそこ時間を要します。僕が持っている資格で代表的なものが中小企業診断士と情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)です。

これらの資格は資格を維持するために研修を受けたり、実務をこなしたりする必要があり、それなりに時間が取られます。またスキル水準を落とさないように日々勉強の毎日です。

これらの資格維持に時間がかかる一方で、新たな資格取得のためには勉強時間を捻出しなければならないのです。

IT系の資格試験はもうやめることに

最後に合格したITストラテジスト試験が2016年の秋なので、2018年秋までは午前1試験を免除されるわけですが、正直現在保有している資格の維持や日々の業務で手一杯であることに加え、これ以上資格を保有しているメリットも感じられなくなってきたので、いったんIT系の資格試験の受験はもう辞めます。

資格を保有しているメリットを感じないと先に書きましたが、僕の場合はプロジェクトマネージャーの資格がそれにあたります。

プロジェクトマネージャーは人気資格なので取得しました。しかし、僕自身プロジェクトマネージャーの業務にはあまり興味も無く、積極的にやりたいと思う業務でないのに資格を持ってしまったことで、プロマネの業務を振られることもありました。

このように自分のやりたい事と資格がマッチしていないと、資格を持っていることが逆効果になります。無理して資格を取っても自分のキャリアにいい影響を与えないのでは、と思ったことがIT系の資格取得をもう辞めようと思ったことの要因の一つです。

なのでしばらくは資格試験に充てていた時間を現在保有している資格の維持やスキルアップに時間を充てて行こうと思っています。自分のやりたい方向(コンサルティング、情報セキュリティ分野)を強化していきたいです。

こんなことを書いていてまた気持ちが戻ってきたら、受験しちゃうかもしれませんが、そのときは「懲りないやつだな」、ぐらいに思って暖かく見守って頂ければ(笑)。