Huawei P20 lite ファーウェイ

スマホはもうこれで十分!Huawei P20 liteレビュー

新年あけましておめでとうございます。2019年も宜しくお願いいたします。

新年早々ですが、昨年買ったスマホ、Huawei P20 liteをレビューしようと思います。毎年次々と新しいスマホが発売され、どんどん新しくなっていく中で、スマホを2年利用するというのは時代に合わなくなってきているように感じて、数年前から毎年ミドルクラスのスマホに買い換えています。

直近ではASUSのZenfone3を使っていたので、Zenfone5を購入しようと思っていたのですが、5万円超えという価格帯に躊躇したのと、Zenfone5発売後に発表されたHuawei P20 liteの内容が凄かったので、P20 liteを購入することに。

ちなみにHuawei製のスマホを購入するのは初めてです。

目次

スマホはこれで十分

僕はP20 liteを購入する際に、スペック等を見比べたり、店頭で実機を操作したりして購入を決めたのですが、実際に使ってみても「スマホはもうこれで十分だな」と思わせる出来栄えでした。そこで、P20 liteを使ってみて、スマホはこれで十分と思わせたものをいくつか記載します。

スマホの最新トレンドを着実に取り込んでいること

僕がP20 liteを選んだ理由は、近年のスマホトレンドをまんべんなく取り込んでいて、かつ安価であること、に尽きます。

近年のスマホトレンドというと、iPhoneXに代表されるような、18:9以上の縦長ディスプレイ+ノッチ、顔認証、ダブルレンズのカメラ、インターフェースはUSB TypeCなどなど。これらを採用しつつ定価で3万円少々で収まっている端末は、昨年の夏時点ではほとんどなく、これだけで十分購入する理由になるものでした。

Huawei P20 lite ファーウェイ

インターフェースはUSB type C.。イヤフォンジャックも装備。

操作しやすいサイズ

さらにP20 liteは画面を5.84インチと大型化しつつも本体の横幅を71mmと比較的コンパクトなサイズに抑えており、手に持ったときの操作性が十分に確保されていることも特筆すべきポイントです。

高い質感

Huawei P20 lite ファーウェイ

またP10 liteから大きく進化したのが、本体の質感。アルミニウム製のフレームと背面のガラスパネルのデザインは、質感も高く、安っぽさは全くありません。もちろんGalaxySシリーズやiPhoneの様な高級モデルのような圧倒的な高級感は無いですが、3万円代のモデルとは思えないような質感の高さであることは間違いありません。

必要十分なダブルレンズカメラ

Huawe P20 lite ファーウェイ ダブルレンズ カメラ

最近では低価格帯のモデルでも採用されることが多くなったデュアルカメラをP20 liteも採用しています。このダブルレンズのおかげで一眼レフカメラのようなほかしを取り入れた写真が簡単に撮れるようになっています。

また、Huaweiのカメラのソフトウェアの性能なのかカメラの性能なのか詳しいところはわかりませんが、手ブレ補正や夜間の撮影時もサポートがあり、暗所でも安定した写真を取れます。P20 Proのような夜間撮影時の圧倒的なパフォーマンスはありませんが、P20 liteでも比較的明るい場所であれば、かなりの写真が撮れます。下の写真は夜の銀座の中央通りの写真ですが、白飛びも抑えられて、かなり再現性の高い出来栄えとなっています。

 

サウンドの様々なエフェクト

Histenサウンド効果としてこれだけのメニューが用意されています。

ヘッドセットのタイプは3種類から選べます。

イコライザは予め用意された5つのモードに加えて、カスタムで自由に設定を変更することも出来ます。

イコライザは利用できなくなりますが、3Dオーディオ機能もあり、音が聞こえてくる角度が変わる面白い機能です。

有線のイヤホンを繋げたときしか有効にしかなりませんが、HuaweiのHistenサウンド効果という機能を利用すれば、イコライザーや3Dサウンドの調整、ヘッドセットの形状に合わせた様々な設定ができ、エフェクトを調整することが出来ます。

音楽好きな僕としてはこの機能はかなりありがたく、音楽のジャンルや気分に合わせて調整できるのは最高です。願わくばBluetoothイヤホンでも使えるとありがたいです。

必要十分なSoCとメモリ

SoCはHuawei専売のKirin659です。SnapDragon625を搭載したZenfone3と比べて各種ベンチマークアプリの数値を比較するとだいたい3割増しぐらいの性能ですが、体感はほとんど変わりません。RAMはZenfone3の3Gから4Gに増しているので、アプリを複数立ち上げていてもそれほど重さは感じません。

Zenfone3から乗り換えたときに劇的なスペックの向上を体感するほどではありませんでしたが、必要十分であり特に不満を感じる点はありませんでした。

ちなみに僕はヘビーな利用はしませんので、Webブラウズ、メール、SNS、ニュースアプリ、Evernoteなどの利用が多く、たまにパズドラなどのゲームをする程度です。パズドラについて言うと立ち上がりは若干遅いと感じますが、ゲーム中にラグを感じるようなこともありません。

なお、今流行っているフォートナイトはP20 liteには対応しておらず、プレイは出来ません。HuaweiではKirin970以上を積んでいるモデルでないと対応していないようです。

P20 lite購入後に買ったアクセサリ

P20 liteは標準でクリアケースが付属しており、別途アクセサリを購入する必要は無いのですが、使っていると本当にいい端末で気に入ってしまったので、いくつかアクセサリを購入しました。

ケース:SPIGEN ウルトラハイブリッド

Huawei P20 lite spigen ウルトラ・ハイブリッド ultra hybrid

スマホのケースで有名なSPIGENのケースを購入しました。僕が選んだのはウルトラ・ハイブリッドというモデルで背面はクリア、サイドはTPUの複数素材のハイブリッドケースです。このモデルの良いところはしっかりと本体をガードしつつ、背面のキレイなパネルが見えることです。僕はクライン・ブルーの鮮やかな色が気に入っていたので、このデザインは本当に良いと思っています。

ディスプレイ側はディスプレイ面よりサイドのカバーが高くなっているので、落下したときにしっかりと保護してくれそうです。

ガラスフィルム:SPIGEN Full Cover GLAS

ガラスフィルムも様々なメーカーから発売されているので悩んだのですが、こちらも定番のSPIGEN製をチョイス。傷が付かないという安心感は得られたものの、気持ちタッチの反応が悪くなったような気がします。

P20 liteは人気モデルということもあって、アクセサリの種類が非常に多いことが特徴で、購入後にケースを変えたりする楽しみがあるのもいいですね。

まとめ

色々と書きましたが、P20 liteの完成度の高さ、コスパの高さはハンパなく、人気が出て当然だと思います。最近はHuaweiが製品とは別のところで話題になっていますが、急激な成長でアメリカが無視できない存在になってきたということではないでしょうか。

日本でSIMフリースマホ市場に参入したのが2014年で、その当時は安かろう悪かろうのイメージが強かったですが、P9の登場あたりから急激に品質が向上し、今やAndroidスマートフォンの最先端を行くメーカーになっているというのが凄いことです。

さて、P20 liteは発売されてから半年ほど経過していますが、現時点でも3万円前後のスマホの中ではベスト・バイと言い切れる完成度の高さです。今から購入しても後悔することは無いでしょう。