紛失してももう大丈夫?ハードキー付きUSBメモリが頼もしい

データの受け渡しツールとしてUSBメモリってとても便利ですよね。最近では数Gの容量でもとても安く購入出来るので、皆さんも1つ2つは持っていると思います。しかし、とても便利な一方で簡単に大容量のデータをコピー出来てしまうので、情報漏えいのリスクが高いデバイスでもあります。また、USBメモリ内にウィルスが仕込まれて、USB経由でウィルスが広がっていく、ということも起きています。

便利だけとリスクの高いUSBメモリは利用制限している会社が多い。

このようにUSBメモリを使うことはリスクも高くなることから、USBメモリの利用を禁止したり、会社で認めたセキュリティ機能の高いUSBメモリしか利用できなくしたり、といった制約を設けている会社も多いです。

企業で導入しているセキュリティUSBでよく目にするのが、ウィルスチェック機能とデータの暗号化機能を有したモデルです。ウィルスチェック機能とは、USBメモリ内にウィルスチェックソフトがインストールされていて、保存したデータがウィルスに感染していないかチェックする機能です。データの暗号化機能とは、USBメモリ内のデータは全て暗号化されており、USBメモリ内のデータを参照する際に、最初に必ずパスワードを入力する必要がある、といったものです。専用アプリケーションをインストールすることなく制御出来る事から企業での利用が広まっています。

セキュリティ機能付きUSBメモリの個性的な新商品が発表された。

さて、そんな企業が取り扱いに慎重になっているUSBメモリですが、目新しい製品が東芝アメリカインフォメーションシステムズのデジタル製品事業部から発表されました。

toshibausb
Image by TOSHIBA

このように物理キーが配置された見た目的にはいかにも機密情報専用USBって感じのゴツいものとなっています。このUSBメモリの特徴はUSBメモリ本体に物理キーを配置し、予め設定したPINを入力することで初めて使えるようになるという暗号化を行っていることです。

従来の暗号化機能付きUSBメモリがソフトウェアでパスワードを制御していたものを、ハードウェアキーで制御しようというものです。さらに、PINの入力間違いを10回繰り返すと内部のデータを消去するという機能も持っています。

お値段もそれなりにするけど、コストパフォーマンスは高い。

見た目的にもハードで、機能もハード。個人的にもちょっと欲しいな、と思うのですが、個人で使うには価格がネックになりそうです。4G/8G/16G/32Gの4モデルがあり、それぞれ95ドル/112ドル/160ドル/200ドルとなっています。日本円にすると11,210円/13,216円/18,880円/23,600円(1ドル118円換算)となっており、値段もちょっとお高いです。ただ、暗号化機能を持ったバッファロー製のUSBでも同じような値段なので、むしろコストパフォーマンスという点では従来のセキュリティ機能付きUSBメモリより優れいていると言えるでしょう。

日本での発売時期は未定ですが、データの紛失が気になる方は要チェックです。

Press Release TOSHIBA ANNOUNCES ENCRYPTED USB FLASH DRIVE