先日、情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)の集合研修を受講しました。
登録セキスペの集合研修といえば、8万円という高価な研修費用が話題にもなりました。この集合研修のために気軽に登録できない資格となってしまったのは間違いありません。
士業の維持費と考えると他士業と比べてべらぼうに高いというわけではありませんが、これまで資格を取ったらそれで終わりだった情報処理系の試験からすると異常とも取れる値段設定だと思います。
そんな研修費用を払って受講するので、費用なりの内容かどうかが気になりながら受講してきました。
目次
研修の内容
研修の詳細は書けませんが、午前中に座学とミニワーク、午後にセキュリティに関するワークが3回という内容でした。
ワークは4人1チームに分かれ、チームごとにワークを行って発表するという形式です。
研修を受けてみて
僕の場合は4年前にセキュリティスペシャリストに合格し、その後もセキュリティに関する業務に携わり、最新の動向に触れているつもりではいましたが、登録セキスペのオンライン講習やこの集合研修を受講して、改めて知識の整理、見直しをする良い機会になっていると感じました。
集合研修は他社、他業種の方と意見交換が出来ることや、ワークの結果についてセキュリティの最先端で活躍されている講師の方からのフィードバックを得られることで、自身の知識や考え方の偏りや不足している部分を認識することが出来たこと、自身の知識の相対的なレベル感を認識出来たこと、などが良かったです。
一日みっちりセキュリティ漬けになるので、充実感はありますが、相当に疲れました。
お値段相応か?
皆さんが気になっているお値段相応の研修か?については、世間の技術系の研修の相場を考えると高過ぎるというほどのものではないと思います。
ただ、企業から研修費用の補助が出る場合は問題ないと思いますが、個人で負担せざるをえない人も多くいるはずなので、そういった方にとってはとても高い費用であることは間違いありません。
企業の補助が得られない人に対しても門戸を広げる意味でももう少し安い価格設定にされた方が良いと思いました。