春 情報処理試験 受験しない パス

僕が春の情報処理試験を受けない理由

今年の春期情報処理試験の申込は2月19日まで。受験を検討している方は忘れないようにしよう。かくいう僕は以前このブログにも書いた通り、今回は思い切ってパスすることにした。

ここ数年は毎年春、秋と情報処理試験を受けてきたが、今回は受験しないことにした。
昨年の試験で春、秋と両方合格できなかったということが一因であることは認めるけど、それ以外に資格試験に対する思いが変わってきたということがある。

今回はそんな資格試験に対する思いについて書いていきたいと思う。




目次

資格試験は努力を証明するものではあるが、必ずしも実力を証明するものではない

難易度の高い試験は人によって差はあるものの努力しないと絶対に受からない。実務経験豊富な人でも試験対応が必要。なので努力できることは証明できる。読み書きの能力も証明できる。

しかし、必ずしも実務能力を証明するものではない。

なぜならば試験対応能力があれば実務能力がなくても合格することが可能だからだ。

これは試験という形式を取っている以上避けて通れない。合格者と不合格者を分けるためには基準が必要だ。その基準を明確に理解できる人は実務能力がなくても基準をクリアすることが可能だ。

これはこれで重要な能力なんだけど実務に活きない能力を証明するために時間を費やすのが生産的ではないと感じるようになってから、モチベーションが急激に下がってしまったのだ。

春 情報処理試験 受験しない パス

資格試験は合格がゴールではなくスタートライン

二つ目の理由はこれ。合格がゴールではない、ということ。

合格すると資格保有者と言う目で見られるために、能力を高める努力が求められる。そんな事を考えているのは僕だけかもしれないけど少なくとも僕はそう考えている。

保有資格が増えれば増えるほど能力を維持したり高めるための努力が膨大に増えてくる。正直なところ診断士と支援士のスキル維持、向上だけで精一杯である。

なのでこれ以上の資格は荷が重いと感じるようになった。また取得後なかなか手がつけれていないストラテジストの能力向上にも手をつけたいと考えているとこれ以上資格を増やす必然性を感じなくなってきたのだ。

という理由で僕は春の情報処理試験は受けないことにした。
考え方が変わってまた受けるようになるかもしれないけど。当面はもういいかな、という気持ちだ。