今回は企業の組織やプロジェクトにおける組織構造上の問題について少し分析した記事です。ちょっと診断士っぽいかな。
ライン組織って言葉、皆さんも一度は聞いたことがあるかと思います。いわゆる一般的な企業における組織構造のことで、下記の図のような係長、課長、部長、役員といった階層構造の組織構造のことを指します。
今回はこのラインが機能しないライン組織の問題点について説明したいと思います。
目次
ライン組織の動き
ライン組織には各ラインのハブとなる人がいます。上図でいう係長、課長、部長といった人達です。こういった役職を持った人達そのものをラインと呼ぶこともあります。
一般的なライン組織はラインの人に情報が集約し、ラインで判断し、判断できないことは上位にエスカレーションします。また組織をまたいだコミュニケーションが必要な場合もラインを通じて行うことが、ライン組織を動かす上での必須ルールとなります。
ラインが機能しないとは?
通常はラインが判断やコミュニケーションのハブとなって、業務の処理を進めていきますが、例えば係長の下に所属する一般社員が直接部長に直談判したり、別の課の課長と直接やり取りをしだすとどうなるのでしょうか?
ラインは部下がやっていることが把握できなくなる上に、想定もしていなかった方向から指示が降りてきたり、相談が来たりと通常のコミュニケーション以外のコミュニケーションが発生します。
このようなラインを無視した行動が広まると、これまで情報のハブの機能を果たしていたラインの人達の負荷が高まり、ラインが機能しなくなってしまいます。
混乱しているプロジェクト、組織はこのラインが機能していないことが原因となっていることが多いです。
ラインが機能しなくなったら
このように通常のラインのコミュニケーションの流れを無視した行動の一つ一つがライン組織を崩壊させる要因になりますので、ラインの方はそういった行動を見逃さず、すぐに本来ののラインに沿ってコミュニケーションするよう軌道修正することが大切です。
そうはいっても異なるラインの方とのコミュニケーションを図らないといけないシーンも必ず発生します。そういった場合は係長間、課長間といった同一階層のライン同士のコミュニケーション手段を用意しておくことがポイントになります。課長会などの定例ミーティングなどを開いている企業も多いと思いますが、それはまさにライン間のコミュニケーションを図るものになります。
このようにライン組織ではコミュニケーションの流れと組織体を意識することでより効率的な組織運営が可能になります。
それでは今回はここまでで。