今回から2回に渡って僕のモバイル用PCとして愛用しているNECのLavie Yについて紹介したいと思います。
基本的なスペックはこんな感じ。
サイズ
298mm x 204mm x 15.6mm
重量
1.24kg
ディスプレイ
11.6型ワイド スーパーシャインビューLED液晶(広視野角・タッチパネル)(1366×768ドット)
サイズ感的には11インチのウルトラブック。
Windows8登場時には革新的だった4つのモードに変形するスタイル。
photo by NEC
しかし、よくよくスペックを見ていくと、
OS
Windows 8 RT
CPU
NVIDIA Tegra 3 モバイルプロセッサ (1.3GHz)
メモリ
2G
ストレージ
SSD 64G
駆動時間
バッテリー駆動時間 8時間
待受け時間 320時間
OSがWindows RT? CPUはTegra? ちょっとPCっぽく無いぞ。
つまり、PCみたいな外見だけど、CPUはスマホやタブレットと同じものを積んでいて、OSはWindowsっぽいけどARM用の専用OS、というのが本当の姿。
ちなみにWindowsRTを積んだPCは日本国内ではほとんと発売されておりません。
僕の知ってる限り、次の3モデルだけではないかな。
- Microsoft Surface / Surface 2
- ASUS VivoTab RT
- NEC Lavie Y
東芝も当初WindowsRT搭載機を発売する予定でしたが、部品調達の問題を理由に撤退しています。
同社の米国における広報担当者、エリック・ポールセン氏は、「部品調達の遅れてで適切なタイミングで発売できなくなったため、Windows RTモデルの販売は中止する。当面はWindows 8製品に集中し、市場動向をみながらWindows RT製品の可能性を検討していく」と説明した。
部品調達を理由にしていますが、マーケティング的に成功する見込みがないと判断したのでしょう。結果的にそれは正しかったと言えます。僕の使っているLavie Yを初めマーケティングに成功した機種はありませんでした。
マイクロソフトのQ4決算は売上高199億ドル、Surface RTの在庫調整費に9億ドル計上
なお Surface の在庫調整費として計上された9億ドル、一株当たりで7セントは、世界各国で Surface RT を大幅値下げしたことによるもの。値下げ幅はたとえば国内で1万円 (32GBモデル4万9800円から3万9800円)、米国で150ドル(32GBモデル 499ドルから349ドル)でした。
今回はスペック面での紹介でしたが、次回は使い勝手や僕が気に入っている理由を書きたいと思います。