2017年4月9日に神奈川県中小企業診断協会最大のイベントである神奈川スプリングシンポジウム(以下KSS)が開催され、大盛況のうちに無事に終わりました。
KSS2017は前年入会の新入会員の同期会が主体となって企画、準備を進めました。僕は診断士歴4年ですが、協会に入会したのは昨年なので、やる気に満ち溢れた診断士1年生の皆さんに混ざってワイワイやりながら企画を考えたりと、大変ながらもとても充実した日々でした。
僕はこの企画の中ではプロモーションと全体マニュアル作成、当日の時間管理などを担当しました。
KSS2017は約220名という過去最大の参加者でプロモーションという意味では大成功だったと思っています。僕一人ではできなかったことですが、今回はプロモーションという観点でこのイベントを振り返ってみたいと思います。
目次
1.プロモーション企画
ターゲットや、プロモーションの手段、期間などを最初に考えました。チラシを作成して拡散する、というのが基本構想に決まりましたが、いつから配布するか、いつまで申し込みを受け付けるかなどは最初の段階では詳細までは詰め切れませんでした。とはいえ、まずはプロモーションの基本となるチラシ作りに注力することにしました。
2.チラシ作り
昨年までのチラシは文字が多く、誰に何を訴求しているのかがわかりにくいチラシだったので、今年はガラリと変えて、不要な情報をそぎ落とし、訴えたいことに絞ったチラシにすることになりました。途中色々とあって、当初の想定したものと若干変わりましたが、インパクトのあるチラシが作成できたと思っています。
ちなみにチラシはこんな感じです。
3.SNSを使ったプロモーション
次に行ったのがSNS、主にFacebookを使ったプロモーションです。中小企業診断士はFacebookの利用率が非常に高いので、もっとも効果が期待できる媒体です。チラシをシェアする時の一工夫としてPDFファイルではなく、JPGの画像形式にしてシェアすることで一瞬で目に入ってくる、わかりやすいものになったと思います。
4.人脈を使ったプロモーション
さらに実行委員の人脈をフルに生かしたプロモーションを行いました。メンバーが参加している様々なコミュニティーにチラシを配ったり、説明を行ったりしました。それぞれ誰がどのコミュニティーでプロモーションするかを一覧化して、進捗を確認するなどしっかりと管理を行いました。
5.飛び込み営業
さらには中小企業診断士には協会と呼ばれている大きな団体以外には地域の独自の診断士会があったりします。そういったところに対しても飛び込みでチラシを配り、参加をお願いしました。これまでにないターゲットに対してもアプローチできたと思います。
6.最後の追い込み
これらのプロモーション活動で、締め切りの一週間前の時点で相当数の申し込みがあったのですが、最後の一押しということで改めてSNSでのプロモーションを行いました。結果的に最後の1週間でも数十名の申し込みがあり、申込を忘れていた方の参加も促せました。
最後に
どれが効果的だったかまでは現時点では整理できていません。が、いずれもプロモーションの王道の施策を着実に実施したことが功を奏したと思われます。また今回集客に成功したのはプロモーションだけでなくKSSの企画自体の良さもあったのだと思います。何はともあれ、無事にイベントを終えることが出来て一安心しました。
恐らく来年も何らかの形でKSSには関わることになると思うので、今回得たノウハウを後輩に継承できたらと思います。