スキルアップのため資格の試験勉強をやりたいけど、残業続きでなかなか勉強時間を確保できない、そんな悩みを持ったビジネスマンは数多くいらっしゃいます。
そこで、今回は多忙なビジネスマン向けに、忙しくてもできる試験勉強方法についてお教えします。
僕も色々と資格を持っていますが、どの資格も潤沢に時間がある中で取得したものではなく、多忙な時間をやりくりしながら取得したものばかりです。そんな僕の経験から得た勉強方法のノウハウをお教えします。
目次
忙しくてもできる試験勉強の3つのポイント
今回お話する忙しくてもできる試験勉強法のポイントは3つです。
- すきま時間を有効活用する
- 継続して勉強する
- 勉強のマイルストーンを設ける
それぞれについて具体的に説明をしていきましょう。
1.すきま時間を有効活用する。
試験勉強に取り組み初めに失敗してしまう例として、いきなりがっつり勉強して疲れてあきらめちゃうケースがあります。まずは負担にならない程度の時間を確保して勉強をしましょう。進め方としては2段階に分けて取り組むと良いでしょう。
1)使える時間を確保する
例えばお昼休みの15分だけ使うとか。朝起きてから20分とか。1時間単位で時間を確保するのはむずかしいと思いますが、10分〜30分ぐらいの時間なら忙しくても確保できると思います。まずは10分〜30分で使える時間を洗い出します。
2)短い時間でできる勉強方法を考える
使える時間を確保したら次にやるのが、確保したすきま時間で何が出来るのかを考えます。
例えばテキストの1章だけ読む、スマホのアプリで過去問10問だけ解く、午後1問題の問題文だけまず読む、問1だけ解く、論文問題の論文設計だけ解く、などが挙げられます。
まとまった時間が無くても解ける問題や読めるテキストを少しづつ進めていくやり方を考えて取り組んで行きましょう。
10問が何分で終わるかわからない、テキスト1章読むのに何分かかるかわからないという方は実際にまずやってみて何にどれぐらい時間がかかるのかを体感し、その時間をベースに勉強量を考えていきましょう。
2.継続すること
すきま時間に勉強しても継続しなくては学習効果はだせません。最初は1日10分でもいいので毎日継続して勉強し、勉強癖を付けていきましょう。
最初はつらいですが、徐々に習慣化して、当たり前にこなせるようになってきます。最初が踏ん張り所ですが、長い目で見て習慣化するまでの辛抱だと言い聞かせて頑張りましょう。
また継続することを意識しすぎると、継続できなかった場合に諦めてしまうケースがあります。
どうしても疲れていたりとか出張が続いたりで勉強ができなくて数日勉強が出来ない日ができてしまうことがありますが、それは多忙なビジネスマンなら避けて通れません。仕方ありません。
2〜3日ぐらい間があいても取り戻せますので、あきらめずに再びすきま時間を使った勉強を再開して下さい。とにかく継続することが大切です。
3.勉強のマイルストーンを設ける
すきま時間を使った勉強を継続し、そして最後にもう一つ重要なのが勉強のマイルストーンを設けることです。すき間時間を使ったからといって無計画に進めていては試験合格は出来ません。計画を立てて、マイルストーンを設けます。
勉強のマイルストーンというと良くわからないという方もいらっしゃると思うので簡単に言うと、勉強のスケジュールの区切りとなるポイントのことになります。
マイルストーンの設け方は人それぞれですが、僕の場合は2月末までに○○のテキストを読み終える、とか3月中にxxの問題集を全部解き終えるとか、4月の試験1週間前までに5年分の過去問を解き終える、といったマイルストーンを設けていました。
マイルストーンを設けることで計画より進んでいるのか、遅れているのかを認識し、勉強のペースをコントロールすることが出来ます。
遅れていたらすきま時間を今まで以上に確保して勉強量を増やす必要がありますし、スケジュール通り進んでいたら今までの勉強ペースが順調であることを確認できます。
まとめ
今回お話した3つのポイント
- すきま時間を有効活用する。
- 継続して勉強する。
- 勉強のマイルストーンを設ける。
を上手く活用して試験勉強を効率良くこなして行きましょう。
一つ一つは難しいことはありませんが、すきま時間の確保、そして継続して勉強することはなかなか難しいのも事実ですが、多くの人ができないことをやるからこそ差を付けられるとも言えます。
効率的な学習をこなし、多忙さを言い訳にせず、資格取得してスキルアップを図りましょう。