先日のアップデート後、不調が続いていたFREETELのREI。具体的には20~30分おきに1回再起動するようになりました。スリープから復旧しなくなることも頻繁に。
どうしようもないので端末の初期化、SDカードの初期化などをやっても改善せず。その他にも画面が点滅を繰り返したり、何もしていないのに端末が熱くなってあっという間にバッテリーが無くなってしまう現象まで発生してトラブルの百貨店状態。もう何が起きても驚かないぞ、という気になってきました。
明らかにアップデート後からの不具合にも関わらず、サポートに問い合わせしてもアップデートに関する不具合については対応を検討中との一点張りでらちが明きません。
目次
Goodbye REI,Goodbye FREETEL
これ以上このデキの悪い端末に振り回されるのはもうこりごり。使おうと思ったときに使えないスマホなんて意味がありません。ということでZenfone3に買い換えました。
派手なプロモーション、マーケティング施策の裏に隠れ、利用者を無視したずさんな品質管理。あまりに利用者をコケにした製品にムカつきました。こんな経営をしていたら遠くない時期に利用者から愛想をつかされることでしょう。
わずか半年ちょっとのお付き合いでした。Goodbye REI、Goodbye FREETEL。FREETELの製品・サービスを利用することは2度とないでしょう。
後継機選び
REIに愛想を尽かしましたが、悩ましかったのが後継機選び。
僕はスマホでゲームをやるわけでも無いので、必要最低限の性能があれば十分だと考えています。iPhoneやGalaxy等のハイエンドの機種では宝の持ち腐れ状態になってしまうことは目に見えていました。かといって今回のREIの反省からも2万円前後のモデルは性能も品質もちょっと不安。ということで3~5万円台のモデルでスマホを扱い慣れているメーカーのものへと絞っていきました。
最終的に悩んだのがHuaweiのP9とAsusのZenfone3。P9はライカと共同開発したと言われるカメラとハイスペックが売り。
一方Zenfone3も目立ちはしないものの性能のバランスが良く、カメラの性能も高く、背面のガラス仕上げなど高級感のある出来栄え。
少々悩みましたが、ASUS製のPCやスマートウォッチを使ってきて何ら問題なく使えていること、サポートも普通であることなどから今回はZenfone3にしました。
Amazon等で購入できる並行輸入モデルは3万円台前半で購入できるものの、REIのような故障リスクを今回は重視して税込み4万3千円と多少お高いですが国内版をヨドバシカメラで購入しました。
Welcome Zenfone3
購入して10日ほど経ちますがこれまで全く問題が無く動作しています。普通に使えることがこんなにストレスが無いんだと改めて実感し、あのまま不具合を抱えたままREIを使い続けなくて良かったと思っています。
Zenfone3のレビューはあちこちで書かれていると思うので詳しくは関連サイトを見て頂ければと思いますが、僕が使って感じたことをいくつかまとめてみます。
基本スペックの高さ
ポンコツスマホのREIとの比較になりますが、REIは正常に動作している時でもアプリの切り替えや起動が遅く、常に感覚からワンテンポ、ツーテンポ遅れてイラっとしていましたが、そういったものはZenfone3になってから全くなくなりました。
これはSnapdragon625やRAM3Gが功を奏しているに違いなく、本当に快適です。
ちなみにAntutu Benchmarkで性能測定してみましたが6万点台前半。
一昔前なら超ハイスペックですが、今では10万点台超えのスマホも多いのでミドルレンジの性能といったところでしょうか。ちなみにREIは2万点台の中盤だったので、単純に数値だけ比較しても3倍近い性能差があります。
カメラの性能が良い
比較対象がピントが合わないREIなので参考にならないと思いますが、瞬時にピントが合うのは素晴らしいです。カメラの画質も個人的には問題なし。インスタにアップするのが楽しくなりそうです。
インスタにアップした梅の写真ですが、細部が潰れることなく表現できています。
デザインが良い
ディスプレイは3Dガラス、エッジ部分はダイヤモンドカットされてキラキラ輝き、背面はガラス仕上げ。特に背面は光の当たる角度によって同心円状に光が反射することと、うっすらと青みが掛かったブラックが本当に美しいです。この美しさを楽しむためにクリアケースで保護しています。手帳型のケースも良いのですが、せっかくのデザインが見えなくなってしまうのが勿体なくて。
良いところはこんなところです。一方で使ってみて気になった点としては以下の点です。
ナビゲーションバー
Zenfoneシリーズはなぜかナビゲーションバーが点灯しません。場所はすぐに覚えられるから問題ないと言えば問題ないのですが、コストカットの後が見られて少し残念です。またナビゲーションバーが本体の一番下に配置されているので、戻るキーが押しづらいです。
もう少し上の方に配置されていても良かったかな、と思います。
本体の厚み
意外と本体が分厚いです。もう少し薄くできるんじゃないかな、と思います。写真を撮るときなどは持ちやすいのですが、普段の操作ではその厚みが操作性を落としているように感じます。
国内版の価格
並行輸入盤と比較しても1万円近くの価格差は残念なところ。せっかくコストパフォーマンスのある製品なのに、日本では気軽に手を出せない価格帯になっています。Zenfone3DeluxとZenfone3leaserの間というラインナップ上の関係もあるのかもしれませんが、もう少し安くしてもらいたいところですね。
多少不満点は書きましたが利用するにあたって何の問題もなく軽快に使えています。やっぱり性能に余裕がある状態で使うというのが大きいんだと思います。
気が付くとT300Chi、ZenWatch2、Zenfone3と最近ASUS製品が身の回りに増えてきました。どれも満足度の高い製品ばかりなので、ASUSにはこれからも品質とコスト、性能のバランスを考えた良いモノづくりをしていって頂きたいと思います。
間違っても某国内スマホメーカーの様な安かろう悪かろうの方向には行かないようにしてもらいたいところです。