遂にS6発表!Galaxyシリーズのフラッグシップの出来栄えはいかに?

3/1にサムスンのフラッグシップモデルGalaxy S6とS6 edgeの2機種が発表されました。フラッグシップモデルの発表ということもあり、サムスンも相当気合が入っていました。その背景にはサムスンの牙城に迫る勢いの中国製スマートフォンの台頭というのもあるのでしょう。そんな訳でちょっと速報っぽくなってしまいますが、各社の報道を見ての僕の第一印象を書いてみます。

目次

S6、S6 edgeの主な特徴は?

一番の特徴はS6 edgeの外観ではないでしょうか。両サイドが折れ曲がったディスプレイにアルミフレーム+光学フィルムの上にガラス仕上げの背面パネルといった凝った作りの外観です。これめっちゃかっこいいですね。

2番めの特徴としてカメラの高速起動。カメラの高速起動はS5発表の時もアピールしていましたが、それよりも更に高速化しているとのこと。

3番目の特徴は最新のCPUの搭載。ついにクアッド(4)コアからオクタ(8)コアへ進化。コアが増えれば増えるほど処理能力は高まります。が、その分熱処理の問題があるようですが、サムスンのCPUはこの辺りをどのように克服しているのかも実機が出てきたら見てみたい所です。

4番目はワイヤレス充電に対応したこと。100%の充電も80分で出来るとか、10分の充電で2時間の動画が再生できるとか、高速充電は何かと便利。マクドナルドでコーヒー飲みながら10分程度で必要十分な充電が出来てしまうって少し感動するかも。

その他にも指紋認証機能の改善やUIの変更などなど大小様々な改良がなされているようです。

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image by samusung  左がS6 edge、右がS6。

S6 edgeだけでいいじゃん。

このように色々と進化したS6。ロゴも変更するなど心機一転、ギャラクシーシリーズの再スタートを切るような勢いがありますが、ふと感じたことは、なぜS6とS6 edgeの2種類だったのか?ということ。フラッグシップモデルらしい、新時代をリードする端末とするならば、S6 edgeだけでいいじゃん、と。S6 edgeはかなりかっこいいし、S5のダサさを払拭するに十分な革新性のあるデザインだと思います。一方S6はiPhoneへのオマージュなのか、無難な当たり障りのないデザインになっています。

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恐らくiPhone対抗としてかなりの数を売らなくてはならないS6において、冒険したい部分と守りの部分とが形になって現れてしまったのではないかと。無難なS6、革新的なS6 edgeと2つ用意してお好きな方をどうぞ、という戦略です。サムスン規模の会社になってくると色んなステークホルダーから要望を受けながら製品開発すると思うので難しいところだと思いますが、ここはS6 edgeだけで尖って欲しかったな、という気持ちがありますね。

それにしてもサムスンのedgeシリーズにしてもLGのFlexシリーズにしても韓国メーカーはディスプレイを曲げることに力を入れていますが、他のメーカーではほとんど見ないのが不思議ですね。