近所にBOOKOFF(ブックオフ)の店舗があることもあって、僕はブックオフで本を買うことが多いです。どうしても必要な本は通常の本屋やAmazonなどで狙い撃ちで購入しますが、なんとなく本を読みたいけど、具体的に読みたい本が無いときはまずブックオフに向かいます。そこでブックオフでの古本選びの面白さを書いてみます。
広告
目次
ブックオフとは
日本全国に900店舗以上を有する新古書店のチェーン店で、日本最大級の規模です。比較的新しい本を買い取り、綺麗に加工してから再販売するビジネスモデルです。
image by bookoff
ブックオフの古本選びの面白さ
そんな新古書店のブックオフは昔ながらの街の古本屋とはちょっと違いう販売形態をとっていますが、ブックオフの古本選びの面白さは大きく3つにまとめられると思います。
掘り出し物に出会える
本屋やAmazonではどちらかというと欲しい本を買うということが多く、まず目的がしっかりとした状態で本探しに入ることが多いですが、ブックオフではなんとなく店舗に行って、なんとなく本探しをすることが多いです。
そんな状態で本探しをするので、自分からは積極的に買わないようなジャンルの本だったり、読み忘れていた本だったり、意外な本に出会うことが頻繁にあります。そんな予想外の出会いがある面白さがブックオフにはあります。
安く買える
古本の大切な醍醐味の一つが安く買えること。もちろん新刊のように綺麗な本ではありませんし、若干くたびれた状態のものもありますが、ブックオフでは中古本をそのまま売るだけでなく、状態が悪いものは加工してから売っているので、極端に状態の悪い本がないことも嬉しいところです。
人気のある本や、発売されて間もない本や高めの価格設定ですが、穴場は100円や200円のコーナーなどがかなりお買い得です。
立ち読みして選んで買える
最近はほとんどの本屋で立ち読みは禁止されていませんが、ブックオフはかなり早い時期から立ち読みを解禁していました。これで堂々と立ち読みでじっくり本選びをしてから購入することが出来ます。
最近ブックオフで買った本
このようにブックオフで掘り出し物を探すのを楽しみに本選びをしていますが、最近ブックオフで見つけた掘り出し物はこの2冊。いずれも1冊200円で購入しましたが、なかなか読み応えがありました。
アップル、グーグルが自動車産業を乗っ取る日
新刊だと1500円以上する本ですが、ブックオフでは200円。
出版されたのが2014年なので、情報が少し古くて最近の変化の激しい自動運転に関する情報などには追いついていませんが、少し古い情報だけに、どのような経緯を経て今のような状況に至ったかを振り返ることが出来て面白い内容でした。
とはいえ肝心のアップル、グーグルが自動車産業を乗っ取る話は冒頭に少し書いてあるだけで、メインテーマではなく、どちらかというとテレマティクスに関する動向を追った技術本という感じでした。
全貌ウィキリークス
こちらは時代を揺るがしたウィキリークスの暴露本。
創始者であるジュリアン・アサンジの生い立ちからウィキリースの立ち上げ、アサンジの逮捕までを記録した本で、多くの人の取材をベースにしたドキュメンタリーです。世界にインパクトを与えた重大な機密情報の発表とそれに伴う組織の混乱や世界の圧力など緊張感のある展開に引きこまれます。
最後の章にはウィキリークスがジャーナリズムに与えた影響や筆者の考えなども述べられており、単なるドキュメンタリーにとどまらない良書でした。
このような良書に巡り会えるので、ブックオフ巡りややめられません。