アメリカではChromebookの人気は一定以上のものがあるようで、日本に比べて参入している企業も多く、種類も豊富です。そんなアメリカで新しいChromebook2機種が発売されたので、ご紹介します。日本発売を待っていますよ、DELLさん!ASUSさん!
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目次
DELL Chromebook 13
日本で昨年11月にDELLのChromebook11が発売されました。Chromebook11はいかにも業務用といった感じのシンプルでマットなデザインでした。価格面では少し高かったので僕は買いませんでしたが、国内で発売されたChromebookの中では一番見た目が格好良かったと思っています。キーボードのレイアウトも自然で打ちやすいものでした。
そんなDELL Chromebookの最新モデルChromebook13がアメリカで発表されました。このChromebook13はChromebook11を13インチに拡大しただけでなく様々な所が進歩しています。
image by DELL
液晶はIPS液晶を採用し、CPUはなんと第5世代のCorei5を搭載しており、バッテリー駆動時間は12時間に延長されています。さらにディスプレイはCorningのGorilla Glass NBTを採用し、高い耐久性も身につけています。
image by DELL
筐体の素材も天板はカーボン、パームレストはマグネシウム合金、ベース素材はアルミニウムと質感も本格的なものとなっています。
image by DELL
アメリカとカナダで約5万円の価格で発売されるとのことですが、この内容で5万円なら文句なく買いだと思います。本気で欲しい!と思っちゃいました。重量が1.6kgと少し重いですが、最近はそれほど持ち歩く機会も無いのであまり影響ないのでこれは買いですね。
アメリカではビジネス向けしかまだ提供されていないので、コンシューマー向けにはなかなか出てこない可能性もあることが少し気になります。
ASUS Chromebook Flip C100
こちらは春先に発売されたモデルなので、色んな所で紹介されていますが今回はメモリ4Gのモデルも追加されたということでご紹介。
image by ASUS
Chromebook Flip C100は10.1インチサイズの2in1と呼ばれる形態のPCです。2in1とはWindows8登場後に増えた新しタイプのPCで一台でPCになったり、タブレットになったりするPCのことです。Chromebook Flip C100はディスプレイが360度一回転してタブレットにもなるChromebookです。
サイズが10.1という小ぶりな上、重量も890gということで持ち運びがとても楽な端末となっています。
特徴的な外観以外は普通のChromebookですが、少し気になるのがタブレット時の操作性。Chromebookはタッチパネルでの操作性を考慮したOSでは無いので、果たしてタブレットにする必要があるのか?という疑問が生まれます。
しかし、以前「ChromebookでAndroidアプリが動いた!でもそれって意味あるの?」でご紹介したARC Welderの様なChrome OS上でAndroidアプリを作動させる試みも始まっていますので、近い将来タブレットモードにするとAndroidアプリが使えるなんて日が来るかもしれません。
個人的にはPCタイプの使い易さを追求した感じのDELLのChromebook13の方に心惹かれますが、インパクトではChromebook Flip C100の方があります。Chromebookを盛り上げる起爆剤の一つとしてChromebook Flip C100も日本に投入して欲しいものです。
PS.
DELL Chromebook13、Asus Chromebook Flip C100が発売されるまでもう待てない!という人は日本でも手に入る数少ないChromebookはいかがでしょうか?