僕がChromebookを使い、WindowsRTを使わなくなった理由

最近はOS消滅の噂ばかりが伝わってくるWindowsRT。我が家でもChromebookにその地位を奪われつつある、悲しい運命となっています。とはいえ先日、PowerPointでプレゼンしなければならない機会があり、そんな時にはやっぱり頼りになる相棒となってくれます。まだまだOfficeに依存している間は脱Windowsは出来無さそうです。

ハードウェア的にも今使っているLavieYのアルミの筐体のしっかり感は、やっぱり高級感があっていいものです。外観的には満足度も高く、Officeも動作するのにプラスチッキーで安っぽいChromebookにその地位を脅かされているのはなぜだ?ということで久しぶりにLavie Yをいじってみました。

目次

どちらもブラウザは固定

WindowsRTがInternetExplorer、ChromeOSはChromeとブラウザは固定されてしまっています。はっきり言って、ここで勝負あったんじゃないかなと今は思っています。WindowsRTにChromeがインストール出来れば、恐らくWindowsRTを今でも使っていたのでは無いかな、と思うのです。Webブラウジングが快適に出来てOfficeも自在に使えるとなれば、あえてChromebookを使う必要がありませんからね。でもそうじゃなかった。WindowsRTのInternetExplorerがとにかく動作が緩慢、遅い!Chromeに慣れるともう我慢ならないぐらいに遅い。これは感覚的な遅さではなく、明確な遅さなので、ブラウザのベンチマークテストで比較してみた。

ちなみにテストで使用したChromebookはいつものAcer C720とWindowsRTはLavieY。CPUが全然違うし、発売時期も1年以上前のLavieYの方が不利なことはご承知おき下さい。

まず行ったテストはこちらのテスト。

SunSpider JavaScript Benchmark

下のURLをクリックして、StartNowをクリックすると測定が始まります。
http://www2.webkit.org/perf/sunspider-0.9/sunspider.html

Webの描画に大きな影響を与えるJavaScriptの動作速度を測定するもので、
Totalスコアの値が小さいほうが動作が速いと言えます。

で、テストの結果は、
Chrome 383.5ms
InternetExplorer 988.5ms
ということで、Chromeの方が2.6倍速かったです。これだけ違えば体感速度も違うよね。

次に行ったのがこちら。

V8 JavaScript Engine

こちらはGoogleが開発しているJavaScriptエンジン「V8」より提供されているベンチマークテスト。
まあ、Chromeにしてみればホーム、InternetExplorerにとっては完全なアウェー状態なのでテスト結果が楽しみです。
テスト方法は以下のサイトにアクセスし、V8 Benchmark Suite page のリンクをクリックするだけです。
https://developers.google.com/v8/benchmarks?csw=1

こちらもWebの描画に大きな影響をあたえるJavaScriptの動作速度を測定するもので、こちらはScoreが大きい方が動作が速いとされています。

で、テストの結果は、
Chrome Score: 11323
InternetExplorer Score: 1490
とういことでアウェーのInternetExplorerには申し訳ないけど、Chromeの方が7.6倍も速いという結果が出てしまいました。

ということで、最近LavieYを使わなくなってきたのは、Webブラウジングが遅くてストレスを感じていたことが数値的にも証明されてしまいました。ここまで圧倒的な差が出るとは思っていなかったのでびっくりしたのでした。

と、色々と文句を書きましたが、WindowsRT、久しぶりに使ってみると懐かしいというかOfficeが普通に使えるのはやっぱり使いやすいので、Office専用機としてしばらく活躍してもらおうかと思ってます。

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