僕はパソコンを使い始めてかれこれ25年間ぐらいになるけど、ずっとWindows。プライベートも仕事もWindowsばっかり。一時期Chromebookにハマっていた時期もあるけど、基本はWindows。最近のWindows10は良くできていて全く不満はなかったんだけど、たまには違うOSのコンピュータを使ってみたいと思い、Macを検討することに。
Macは新品で買おうとすると、一番安いMac miniでも89,800円から、ラップトップタイプだとMacbook Airの119,800円からと結構なお値段がする。もしMacOSを使いこなせなかったり、相性が悪かったらどうしようかという不安もあったので、まずはお試しで安く買えるMacが無いかを探すことに。
今回はそんなMacを安く買うために色々と検討した内容を書いていきます。
目次
Macを安く買う方法
1.Apple整備済製品
Macを安く買う方法としては、Appleの整備済み製品が有名です。整備済製品とは新古品のようなもので、何らかの理由によりAppleに戻ってきた製品を再整備して、新品と同様の状態に仕立て上げて再販したものです。
新品の箱に入って、1年間の無料保証もついてきます。また、Apple Careにも入れるということでほとんど新品と変わりが無い内容なのに、15%近く値引きされた値段で発売されています。
なのでMacを安く買いたい場合は、まずこのApple整備済み製品をチェックしましょう。
ただし、買いたいときに欲しいMacが必ずしもあるわけでもなく、色や装備の選択も自由にできないといったデメリットもあります。日々出品されている製品は変わりますので、ほしい製品がある場合は、毎日チェックすると良いでしょう。
2.中古ショップ
Macはとても人気のある製品なので、中古パソコン市場でも大人気です。なかにはMac専門に取り扱っている中古専門店があります。こういったショップで購入するのも一つの選択肢としてあげられます。
有名どころだと、「じゃんぱら」、「パソコン工房」、「Macパラダイス」などがあります。こういったお店はきちんと動作確認を行ってから発売されており、また1ヶ月の保証が付いていたりと個人売買にはない安心感があります。
3.個人売買
最後は個人売買。ヤフオクやメルカリなどの個人売買サービスを介して購入する方法です。これらは先の中古ショップより安くこともありますが、パソコンの状態がよくわからないことが多いので、程度を見分けるのが困難で難易度が高いと言えます。
今回僕が購入したのはQualit
このように色々な選択肢がある中で僕が購入したのはQualitという中古専門ショップです。ここは業務用のパソコンレンタル最大手の横河レンタリースがレンタル終了したパソコンを再販しているサービスです。
実は僕も仕事で横河レンタリースには何度もお世話になっていて、よく知っている会社だったということ、お付き合いの中でとても信頼できる会社だと知っていたことが今回購入を決めたことの大きなポイントでした。
ここで横河レンタリースの簡単なビジネスモデルを紹介すると、大量一括購入によるボリュームディスカウントで安く仕入れ、そのマージンを生かして一般の企業が調達するより安い値段でレンタルします。故障した場合は、在庫品と即交換し、回収した故障PCは再整備してレンタルしたり、故障交換の予備パソコンになります。
故障交換して届くパソコンは再整備済みのものが多いのですが、これがとてもきれいに整備されていて安心感があるので、横河レンタリースの再整備のスキルも良くわかっていました。
レンタル終了して一般に再販されるパソコンたちも同様にクリーニング、整備された状態で発売されるので安心感がありますし、もともと業務用で使われていたので、めちゃくちゃな使われ方はしていないだろうという安心感もありました。
なお、レンタル終了後の製品が整備され、再販されるまでの流れをQualitのホームページで詳しく説明されていますので、良かったらご覧ください。
さらにQualitの凄いのは180日間の保証が付くことです。中古パソコンの保証期間は一ヶ月間というのが一般的です。ブックオフでも3ヶ月。なのにQualitは約6ヶ月の保証が付いてきます。この保証期間の長さは中古品に付き物の不安感を一気に払拭してくれました。
僕が買った中古のMacbook Air
で、いくらでMacを買ったかという話をする前に、僕が買ったMacbook Airの内容を簡単に説明します。
僕が買ったMacbook Airのスペック
- モデル:Macbook Air 13インチ 2016年モデル(early 2015)
- CPU:Intel Core i5 1.6GHz
- メモリ:8G
- ストレージ:256G(SSD)
とスペックは結構いいやつです。ストレージが256GBというのがポイントです。
で、このモデルは新品で発売されていた当時の値段は 136,800円 でした。
2016年に購入したモデルが3年のレンタル期間を経て、売りに出されたというわけですが、僕が購入したのは、なんと、
58,300円!
でした。3年で新品当時の半額以下で購入できてしまいました。スペック的には最新のPCやMacbookに比べると見劣りするものの、今でも十分に通用する内容で、全く問題なさそうなのに、この値段です。
僕が購入したモデルは、Qualitの品質基準によるとCランク製品で、一般的に以下の基準となっています。
【Cランク】Bランクよりもキズ等や使用感があるレンタルアップ品
・画面に起動時には目立たない程度の皮膜剥れやキズがある場合があります。
・気にならない程度の打痕や塗装・皮膜剥がれがある場合があります。
・天板・パームレスト・フレーム・インターフェースに中~大キズや色ムラ、シール剥がし跡等
がある場合があります。
・付属品に色むらやキズ、凹み欠損がある場合があります。
実物が届くまではどの程度の痛み具合なのか不安でしたが、実際に届いたものを見るとその不安は杞憂でした。
神経質な人には気になるかな?程度の細かいキズや凹みなどがありましたが、キーボードのテカリもほとんどなく、普通に使ってもなんの問題もない状態でした。
参考までに写真をいくつか載せておきます。
このようにいかにも業務用な味気のないダンボールで送られてきます。
見た目は中古品とは思えないほどキレイな状態でした。しかし、よく見ると中古品ならではの細かな傷がありました。
一番大きな傷は天板右上端が少し欠けていること。そして写真ではほとんどわかりませんが、天板のAppleロゴのちょっと上に縦にうっすらと4センチほどの長い傷が入っていることでした。光の加減で見えたり見えなかったりの微妙な傷ですが。
ちなみに、キーボードは若干使用感がありますが、きれいに清掃されており汚い感じは一切ありません。むしろ3年間も業務で利用されたわりにはキレイな方かな、という感じです。
Cランクということで心配していましたが、神経質な人でなければ全く問題ないレベルでした!
最後に
ということで、思いのほか、安くて状態の良いMacbook Airが購入できて大満足でした。他の中古店でもMacを探していましたが、このスペックでここまで安いところは無く、さらに状態も良いということで、本当に良かったです。
中古品は当たり外れがあるので怖いですが、当たりを引くと本当にラッキーですね。
今後は少しMacbook関連の記事が増えるかもしれませんが、あしからず!