5月15日に日本でも遂にZenfone5が発表されるようです。ようです、というのはイベントそのものが開催されることは決定していますが、そこでZenfone5が発表されることは正式には発表されていないからです。
とはいえ、イベントのタイトルが「#Back To 5 ~AIで新たなる境地へ~」というものなので、Zenfone5の発表は間違いないでしょう。
既に2月28日にMWCでZenfone5が発表されており、台湾では発売も始まっていることから情報も多く出てきていますが、国内発表を前に改めてZenfone5の魅力を見ていきたいと思います。
目次
Zenfone5の主な特徴
6.2インチのベゼルレスディスプレイ
image from ASUS
昨年のGalaxyS8、iPhoneXでフルスクリーンで縦長のディスプレイがスマートフォンの新しいトレンドとなりましたが、Zenfone5もそのトレンドに乗ったデザインとなり、これまでのZenfoneのイメージから大きく進化しました。
またiPhoneXで話題となったノッチも搭載していますが、同時期に発売されるHuaweiP20やLG G7 ThinQなども似たようなノッチ付きのデザインを採用しており、iPhoneXをパクったというよりは、時代のトレンドに合わせてきたと捉えるのが良いかと思います。
ディスプレイの画面占有率は90%とiPhoneXの86%より大きく、見た目にもインパクトがあるデザインとなっています。
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AI機能
Zenfone5はAIを機能強化ポイントとして強調しています。AI機能として挙げられているのは主に次の機能です。
- AIブースト CPUにブーストをかけ、12%の性能アップを図る機能。性能が上がるのは嬉しいけど、バッテリーの消耗とのトレードオフなのでその辺りのチューニングも気になるところです。
- AIチャージ ユーザーが寝ている時間帯には80%以上充電せず、起床時間に合わせて100%に近づけることでバッテリーの劣化を防ぐ機能。これは嬉しいかも。AIカメラ プリセットされている全16種類のシーンから被写体に最適なシーンを自動選択してくれる機能。その他にも撮影後の写真をエフェクトをかけると、それを学習してユーザー好みの色合いに自動的にエフェクトをかけてくれるようになるとか。
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Zenfone3のオートモードで基本的に満足している僕なので、これらの機能は必要ないかと思いますが、下手でもキレイに撮ってくれるならありですね。こちらの機能も楽しみです。
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デュアルカメラ
Zenfone5はカメラにも力を入れています。背面のカメラはデュアルカメラでメインのカメラは1200万画素でF値1.8。サブカメラは画角120度の広角となります。なお前面カメラは1つのみで800万画素・F値1.2だそうです。Zenfone4でも評価が高かったので、カメラの性能は期待できそうです。
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SnapDragon636
SoCはSnapDragon636を搭載しています。ミドルハイクラスのSoCですが、重たいゲームなどをしない人にとっては必要十分なスペックだと思います。さらにハイスペックを求める人にはZenfone5Zが用意されています。個人的には必要以上のハイスペックよりも日常的な使い勝手の良い性能で適正な価格で手に入れられるモデルの方が買いやすくて好ましいです。
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気になる価格は?
Expansysなどで発売されている価格を見るとRAM4GBモデルで4万円台中盤ぐらいの価格なので、国内版も5万円は切って欲しいところです。ハイスペックの5zとの差別化も含めて4万円台で納めてくれることを希望します。
Zenfone5Zは?
Zenfone5の高性能版の5Zについての情報がまだありませんが、海外では2018年6月とアナウンスされているので、国内発売は7月以降になりそうです。
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最後に
5月15日に国内発表されて、即発売されるのかその辺りはわかりませんが、日本でも正式にZenfone5に触れることが出来る日はそう遠くはなさそうです。
昨今のトレンドを上手く取り入れたデザインやスペックなど、高すぎず、ちょうどよい性能と価格で大人気を博しそう予感が漂うZenfone5。今から楽しみで仕方ありません。