ZenFone5+格安SIMのセットプランを比較してみた。

今日は今話題の格安スマホについてお話します。

今使っているiPhone5は5月で満2年になります。購入した当初はそのハイスペックぶりに感激していましたが、最近はバッテリーが1日持たないし、突然シャットダウンするなどiOS8にアップデートしてから調子が悪かったりと、不満も出てきたので買い替えを考えて、各社の最新機種を調べてみました。

気になるのはNexus6、XperiaZ3、そしてiPhone6、iPhone6plus。いずれも各社のフラッグシップモデルという位置付けでもあるので、高性能だけど値段も高い。

ふと、こんな高性能なスマホって必要なんだろうかと思ってしまいました。普段の自分のスマホの使い方を振り返ってみると、通勤途中にSNS、ニュース、ブログ、メールのチェックがメインの用途で、たまに出張などで乗り換え案内、地図、天気予報などを見て、一日1回ぐらいAdsenseやAnalyticsなどで自分のブログをチェックするぐらい。あとは出先で写真を撮ったりするぐらいです。月に2〜3回、外出先でノートPCを使う際にテザリングも使います。こんな使い方ですが、月の通信量を見ていると大体2G弱で収まっています。

この使い方なら、ハイスペックスマホでなくてもいいかな、と思い始めています。というわけで、今話題の格安スマホを少し調べてみることにしました。

目次

格安スマホとは

通信キャリアが提供する音声、データ通信と端末を組み合わせたスマホはプランにもよりますが、月額の使用量が7千円近くになってしまい、コスト面で利用者の大きな負担となっていました。それに対し、SIMフリー端末を自分で用意し、MVNOと呼ばれる業者が提供する格安SIMを組み合わせることでコストを抑えたものが格安スマホと呼ばれているものです。

最近では端末とSIMを別々に用意する手間を省いた、SIMフリー端末と格安SIMをセットで販売する会社が増えてきました。今日はこの端末と格安SIMセット販売の中でも好評のASUSのZenFone5を使った各社のプランを比較してみました。

ASUS ZenFone5とは

ASUSが2014年11月に国内発売した機種で、端末価格を2万円代後半に抑えた低価格を売りにした端末です。とはいえ、性能面は必要最低限に抑えてあるものの、日常使いには十分なスペックを有しており、見た目の質感もなかなかのものです。

zenfone5

一応スペックを書いておきます。

  • OS:Android4.4.2
  • CPU:Qualcomm Snapdragon 400
  • RAM:2GB
  • ROM:16GB、32GB
  • 外部SDカード:microSD最大64GBまで
  • ディスプレイ:5型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS液晶(ゴリラガラス3)
  • カメラ:背面800万画素、前面200万画素
  • 解像度:1,280×720
  • ネットワーク
    LTE: 2,100(1),1,800(3), 2,600(7), 900(8), 800(19) MHz
    W-CDMA(HSPA+):2,100(1), 1,900(2), 850(5), 800(6), 900(8), 800(19) MHz
    GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHz
  • SIM:microSIMスロットが一つ

国内のLTEに対応しており、代表的なAPNは全てプリインストールされているなど、まさにSIMフリー時代の端末と言えます。

ネット上でのレビューも好意的なものが多いですね。
プロブロガーのイケダハヤト氏も絶賛しています。

[レビュー] 格安スマホ「Zenfone 5」がハイスペックすぎてiPhoneユーザー涙目!

所詮は格安スマホでしょ?iPhone5sは売らずに取っておこう…と思っていたんですが、すみません、Zenfone 5めちゃくちゃスペック高いです。iPhone5sで普段使っていたアプリは、すべて問題なく動作してしまいました。画面サイズの関係で、アプリによってはiPhone 5sより快適です。

Zenfone 5はiPhone(iOS)を使い慣れた人でも「お、なかなかいけるじゃん」と納得できるクオリティです。

 

ZenPhone5の格安プラン

この好評のZenPhone5と格安SIMを組み合わせたセットプランを比較してみました。
セットプランを提供しているのは代表的な所で楽天モバイル、Nifmo、DMMモバイルの3社。

端末

smartphonecost

同じ端末ですが、各社微妙に値段が異なります。Nifmo、DMMはほとんど同じ金額ですが、楽天のみ一括払いのみ、かつROMは8GMと半分のスペックとなっています。もっともZenFone5はSDカードを挿せるので、それほど気にしなくても良いでしょう。

通信プラン

datacost
ここは各社の特徴が出ており、差別化ポイントとなっています。まず通信料が少なく、コストも抑えたいという人はNifmoの2Gプランがお薦めです。一方通信料が多くなるほど、Nifomoは割高で、楽天、DMMの方がコスパが良くなります。容量不足に陥った時の追加プランなどを考えると若干DMMの方がお得になります。

というわけで、3社3様ですがバランスの良い楽天、あまり使わない人向けにはNifmo、データ通信料が多い人はDMMといった選択になるかと思います。

世界的にはAndroid端末が料金の安さを売りにシェアを伸ばしていますが、日本では長らくキャリアの施策もあって、料金の高いハイスペックモデルばかり売られた結果、端末の割引幅の大きいiPhoneばかりが売れてしまうという異常な状態になっていました。

ここにきて、ようやくSIMフリー端末、格安SIMのセットの選択肢が増えてきたことで、安くスマホを楽しめる環境が整ってきました。日本でのスマホのOS別シェアも変わってくるのではないかと思います。実際に格安スマホを使ってみないとわかりませんが、料金的にはこれぐらいが適正なのではないかと思います。

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