2015年10月頃にMicrosoftがWindows Phoneの後継機種であるWindows 10 mobileの国内展開について発表しました。その際に6メーカーからWindows 10 mobileが発売されると発表されましたが、その後当初発表された6メーカー以外からの参入や格安モデルの発売等、早くもWindows 10 mobile市場が盛況になってきており、2016年も当面はこの状況が続くものと思われます。
そこで、今回は現在(2016年1月3日)買うことのできるWindows 10 mobileと、今後発売予定のモデルについて概要を紹介します。
目次
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今買えるWindows 10 mobile
今買えるWindows 10 mobileは以下の5モデルになります。
1.ヤマダ電機 EveryPhone
ディスプレイ:5.5インチ 720×1280
CPU:Snapdragon 410 4コア1.2GHz
メモリ RAM:2GB
メモリ ROM:32GB
カメラ メイン:1300万画素
カメラ サブ:500万画素
バッテリー:2,600mAh
重量:138.6g
価格:39,800円
2.FREETEL KATANA 01
ディスプレイ:4.5インチ 854×480
CPU:Snapdragon 210 4コア 1.1GHz
メモリ RAM:1GB
メモリ ROM:8GB
カメラ メイン:500万画素
カメラ サブ:200万画素
バッテリー:1,700mAh
重量:132g
価格:12,800円
3.FREETEL KATANA 02
ディスプレイ:5インチ 1280×720
CPU:Snapdragon 210 4コア 1.1GHz
メモリ RAM:2GB
メモリ ROM:16GB
カメラ メイン:800万画素
カメラ サブ:200万画素
バッテリー:2,600mAh
重量:159g
価格:19,800円
4.mousecomputer MADSMA Q501-A
ディスプレイ:5インチ 1280×720
CPU:Snapdragon 410 4コア 1.2GHz
メモリ RAM:1GB
メモリ ROM:8GB
カメラ メイン:800万画素
カメラ サブ:200万画素
バッテリー:2,300mAh
重量:125g
価格:26,800円(Office365サービス付きは29,800円)
5.THIRDWAVE Diginos Diginos Mobile DG-W10M
ディスプレイ:5インチ 1280×720
CPU:Snapdragon 210 4コア 1.1GHz
メモリ RAM:1GB
メモリ ROM:16GB
カメラ メイン:800万画素
カメラ サブ:200万画素
バッテリー:2,300mAh
重量:145g
価格:18,500円
現在発売されているモデルの中ではヤマダ電機のEveryPhoneが頭一つ抜きでたスペックを持っていますが、価格もその分高いです。KATANA02、MADSMA、Diginosは一長一短であまり差がないので、好きなモデルを選べば良いでしょう。KATANA01は一番ローエンドモデルで価格も12,800円と一番安いわりにはそこそこのスペックなのでWindows 10 mobileを試してみたいという人には良い機種だと思います。
今後発売が予定されているモデル
今後発売が予定されているモデルは2モデルです。
1.Trinity NuAns NEO
ディスプレイ:5インチ 1280×720
CPU:Snapdragon 617 8コア 1.5GHz
メモリ RAM:2GB
メモリ ROM:16GB
カメラ メイン:1300万画素
カメラ サブ:500万画素
バッテリー:3,350mAh
重量:150g
価格:39,800円
これまで出てきたモデルの中では唯一Continuumに対応予定で、一番ハイスペックです。この機種はスペック面だけでなくスマートフォン本体部分をコアとし、それ以外の部分をケースとして、様々なケースを選べるようになっているところが大きな特徴です。
自分好みにスマートフォンを仕上げることができるという楽しみを提供しているところも新しいですね。
2.Acer Jade Primo
ディスプレイ:5.5インチ 1920×1080
CPU:Snapdragon 808 6コア 1.8GHz
メモリ RAM:3GB
メモリ ROM:32GB
カメラ メイン:2100万画素
カメラ サブ:800万画素
バッテリー:-
重量:-
価格:-
Acerはハイエンド機種のJade Primoの投入が予定されています。こちらもかなりのハイスペックでCotinuum対応予定です。海外モデルをそのまま日本に投入するのか、それとも別モデルなのか?興味は尽きません。
この他、端末が公開されていないものの発売を予定しているメーカーにVAIOがあります。VAIOのパソコンはVAIOらしさを出してきていますが、昨年いろんな意味で話題となったVAIO Phoneはブランドイメージに似合わない凡庸なモデルだったので、VAIO Phoneの二の舞いにならないよう、VAIOらしい個性ある機種で登場してほしいものです。
またMicrosoftが直接手がけているLumiaシリーズは国内投入予定は無いそうです。Surface Phoneの噂もありますので、もしかしたら真打ちとしてSurface Phoneが国内投入されるかもしれませんね。
いずれにしてもAndroid端末もiPhoneも完成度が非常に高くなっており、新たなイノベーションが少なくなってきている今、このWindows 10 mobileはまだまだ発達途上で大きく伸びる可能性があるので注視していきましょう。