捨てるのはモノだけではない?心の断捨離でラクになろう。

先日、「嫌われる勇気」という本を読みました。近年とても話題に上がった本なので読んだ方も多いのでは無いかと思います。今回はこの本の書評を書こうかと思っていましたが、一回読んだだけでは頭に入ってこない部分も多く、また自分自身の納得感が無くて書けそうにも無いので今回はパスして、もう少し腹に落ちてから書きたいと思います。

話は変わって、断捨離という言葉、ご存知でしょうか?2009年にやましたひでこ氏が断捨離の本を発表してから、この言葉が浸透したと思いますが、次のような意味で捉えられています。

人生や日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を手に入れようという考え方、生き方、処世術である。単なる「片づけ」や「整理整頓」とは一線を引くという。
断=入ってくる要らない物を断つ
捨=家にずっとある要らない物を捨てる
離=物への執着から離れる

出典:Wikipedia

物に対する考え方の1つと解釈できます。僕も片付けが苦手でついつい物が増えてしまいがちなので、定期的に持ち物を見直してなるべく捨てるよう努めています。

冒頭に挙げた「嫌われる勇気」を読んで思ったのが、この断捨離の概念って物だけでなく自分の心にも適用出来るのでは無いか、ということ。

happy

僕は欲張りなので、あれもこれもやりたい、休みの日はゆっくりしたい、みんなから好かれたい、誰からも嫌われたくない、など相反する様々な思いが頭のなかに一杯あります。頭の中の回転が良い時はスパスパ決断出来るので、欲張り状態でも何とかやりくり出来ますが、情けない話ですが疲れていたり、キャパオーバーすると途端に思考停止に陥ることが多々あります。

そんな時に、心の断捨離が必要なのでは無いかと思うのです。

断=入ってくる欲望でも優先度が低いものは断つ
捨=やろうと思って長いこと出来ていないことはやらない or あきらめる
離=他人の思いから離れる(他人がどう思うかは自分で判断出来ない)

と、強引にこじつけてみましたが、これらを実践するだけでも自分自身で勝手に作り出したプレッシャーや重荷から解放され快適な人生になるのかな、と思います。

ということで、心の断捨離をキーワードに今日から変われるかどうか僕自身も試してみます。