オーラは出すもの?感じるもの?

最近Windows10ネタの記事が多かったので、今回はユルめの話で。

先日、横浜で女優の水原希子さんが撮影している所を偶然見ることが出来ました。水原さんは最も旬な女優の一人ということもあり、パッと見た時に彼女の周りにあるオーラを感じました。確かに顔が小さいとか細くてスタイルが良いとか、肌が白いとか見た目の完成度の高さもさることながら、なんとも言えないオーラを感じたのです。

僕が感じたそのオーラは、彼女の見た目の美しさに対して感じたものなのか、それとも僕自身がテレビや映画などで見る彼女の姿を知っている為にバイアスがかかって感じるものなのかわからなくなってしまいました。

Wikipediaでオーラについて調べてみると、

オーラ(英語:aura) とは、生体が発散するとされる霊的な放射体、エネルギーを意味する。転じて、ある人物や物体が発する独得な、または霊的な雰囲気や、なんとなく感じる力、威圧感なども指す。現代日本では、人間の存在感や風格がある様子を指して「オーラがある」と表現することがある。単に「人間の雰囲気」という意味でも使われる。

とのこと。スピリチュアルな世界ではもう少し詳しい話がある様ですが、話が違う方向に行ってしまうので、ここでは割愛します。

僕自身の解釈では、オーラとは本人が発するものもあるとは思うのですが、ほとんどは見る側の思い込みから生じるものではないかと感じています。

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目次

話す内容より話す人

1年ほど前に元アメリカ国務長官を務めたコリン・パウエル氏の講演を聞きに行ったことがあります。その講演の中でソフトバンクの孫正義社長との対談もあったのですが、お二人の話す言葉がとても重みのあるものように感じました。パウエル氏が語ったリーダーの心構えなどはどれも珠玉の言葉で必死になってメモしてました。

確かに論理的に正しいことを話をしているのは間違いないのですが、正しいから重い言葉というわけではありません。アメリカという超大国の国務長官という世界に影響を与える仕事をしてきた人と、日本を代表する企業を一代で築き上げた普通の人には出来ない事を成し遂げた人が発する発言であることで、聞く人は言葉に重みを感じ、存在感、オーラを強く感じるのだと思います。

同じ内容を社会人経験の少ない若手社員が話をしても、「へぇ、凄いね」ぐらいで特に何も感じずに終わってしまったと思います。話す内容より話す人が重要なんでしょうね。

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※この写真はオーラではなくオーロラです!

オーラを感じるプロセス

水原さんやパウエル元国務長官や孫正義社長の例からも、オーラを感じるのは次のようなプロセスを経ているのではと考えます。

  1. 誰もが納得する実績を達成する
  2. その実績をみんなが知っている
  3. 凄い人というバイアスがかかる
  4. オーラを感じる

このプロセスから言えることは、一番最初に来る誰もが納得する実績を達成することが無いと後に続かないのでオーラを醸し出すことは出来ないということです。オーラを出している人の見た目や言っていることを真似しても、オーラは出ないんですね。

実績を出し、多くの人に知ってもらえるようになると自然と周囲がオーラがある人と見てくれることでしょう。僕も早くオーラを出せるよう、誰もが知るような実績を作りたいですね。

PS.映画の内容はともかく、水原さんの透き通るような可愛さが出ている作品です。

コリンパウエル氏が語る13のルールはビジネスマン必読です。

孫正義社長について書かれた本ですが、内容的にはご両親についての記述が多いです。起業家のルーツを探りたい人にはいいかも。